熊野那智大社に近づくと、だんだん車が増えてきた。
やはりここが熊野観光の中心地なんだな。曲がりくねった車道を貫くように登山道がある。ちらちらと人が登っているのが見える。あれが熊野古道か。
土産物屋の駐車場に車を止め、長い石段を登っていく。降りてくる人も、登ってくる人もいる。ここも熊野古道か。

※曲がりくねった道を登っていく
熊野那智大社 – 滝を崇める自然崇拝の神社
広い境内に朱色の社殿、本殿、拝殿が並んでいた。たくさんの観光客に混じって参拝する。熊野那智大社は、那智滝(那智の滝)を神とする自然崇拝から起こった社だから、この社殿は仮のものと言えるかもしれない。御神体である滝はこのあと参拝しよう。

※一の鳥居:階段を登っていく

※熊野那智大社・拝殿

※天然記念物・那智の樟:胎内めぐりできる

※那智の滝が見える

※しめ縄がある
世界遺産・熊野古道
熊野古道は、熊野三社(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へ通じる参詣道の総称。どこからどこまでと規定できないし、錯綜している箇所や、国道に上書きされたり、忘れられたルートもある。大阪から熊野三山を参拝すれば、「熊野古道を歩いた」と言えるかもしれない。世界遺産に登録されて、「ちらっと見てみよう」とか「ちょろっと歩いてみよう」と思っちゃうけど、そういうものじゃない。一部だけなら、石段を登っただけで達成できる。
熊野那智大社から登っていく道を少しだけ登ってみたが、引き返してきた。浮ついた気持ちで歩いちゃ駄目だ。

※熊野古道の一部
那智の滝
熊野那智大社から石段を下りて、那智の滝へ向かう。那智の滝は、落差133mの日本一の直瀑。日本三大神滝の1つだが、過度の期待はしない方がいい。南方熊楠によると大滑落岩塊のため、滝壺の3分の1強が埋もれてしまったそうだ。残念なことに滝壺の参拝は有料。なので滝に向かって参拝する。なんだか奇妙な感じ。
日本三大神滝
- 那智の滝(和歌山県)
- 華厳の滝(栃木県)
- 布引の滝(兵庫県)

※大門坂:杉並木が心地よい

※熊野那智大社別宮飛瀧(ひろう)神社

※落差133mの那智の滝

※滝壺は見えない

※滝壺の参拝は有料だった
車で登ってきたのは、間違いだったかも。石段をずっと登ってきたら、もっと感動できたかもしれない。まぁ、ヘトヘトになっただろうけど。帰り道は歩こうかと思ったけど、車があるのでやめた。

※八咫烏:3本足のカラス
今日はこのあと、伊勢神宮を見るつもり。熊野那智大社から170kmも離れているが、飛ばせば間に合うはず。めちゃくちゃ駆け足になるが、行ってみよう。