日曜日は、霞ヶ浦駐屯地記念行事に行ってきた。
正しくは、「関東補給処創立14周年及び霞ヶ浦駐屯地開設59周年記念行事」。読んで字のごとく、関東補給処の創立記念も兼ねているのだが、もう少し簡潔な名称にならないものか。
横田基地日米友好祭や入間航空祭ほど規模は大きくないが、そのぶん混雑せず、じっくり見学できた。ヘリ地上滑走を体験できたのもうれしい。
天気もよかったし、素晴らしい日曜イベントになった。
アクセス
今回は車で行くことにした。交通費がかからぬと知って、友人Aが前日から泊まり込みで参加した。7時に起床、8時に出発、9時に到着した。私たちはスムースに駐車できたが、9時を過ぎると基地前は混雑しはじめた。あぶないあぶない。
ついでに連絡したところ、実家の母、妹、甥っ子も参加することになった。実家チームは別行動で、電車でやってきた。荒川沖からシャトルバスもスムースだったそうだ。

※私と友人A

※記念式典を見損ねた
霞ヶ浦駐屯地 (JGSDF Camp Kasumigaura)
駐屯地とは、陸軍が平時にとどまる軍事基地のこと。霞ヶ浦駐屯地には、関東補給処や航空学校霞ヶ浦校などの施設がある。
戦前の土浦は、大日本帝国海軍航空隊(霞ヶ浦海軍航空隊)の一大拠点だった。霞ヶ浦駐屯地は、霞ヶ浦海軍第一航空廠の跡地に設置されている。近隣には、朝日分屯地や武器学校(土浦駐屯地)もある。当時は広い野原だったが、現在は住宅地が増え、基地のそばまで迫っている。
このあたりの歴史は広報センターに詳しい資料がある。ツェペリン伯号に関する展示は一見の価値あり。

※広報センター

※倉庫を囲む抽選券配布を待つ行列
広報センター前の屋外展示場
広報センター前には自衛隊の装甲車やヘリコプターが展示されており、一部は自由に乗り込むことができる。子どもたちが大喜びで乗り込んで、親が写真を撮っていた。まるでゲリラが戦車を駆逐したようだ。

※広報センター前の屋外展示場

※74式自走105mmりゅう弾砲

※61式戦車は砲塔に入れる(黄色い帽子は甥っ子)

※UH-1H(多用途ヘリコプタ)のコックピット

※87式砲側弾薬車

※V-107 の客室
このあと、私たちはぼんやり過ごしてしまい、記念式典や儀仗ドリル、観閲行進を見逃してしまう。うかつ……。

※観閲行進のトリをつとめたモンスターフォークリフト
装備品試乗
体験試乗では自衛隊の車両に乗り込むことができる。抽選券が配布され、90式戦車は300組・600名、軽装甲機動車は60組・120名が当たる。けっこう多いが、私たちは外れた。実家チームは軽装甲機動車が当たったようだが、乗り込むところは見ていない。
90式戦車は朝霞駐屯地で見ているが、実際に駆動しているのを見るのは初めて。90式戦車のスピードや旋回半径は知っていても、目の当たりにすると圧倒される。煤がすさまじく、白い服を着ていたら大変そうだ。

※90式戦車

※直線を行って帰ってくるだけ

※ぎゅりぎゅりりりりり!
飛行場地区 装備品展示
霞ヶ浦駐屯地と県道を挟んで隣接する飛行場地区は、11時50分から開門する。ヘリコプターの学校なので、敷地の大半は芝生だった。
エプロンで装備品展示をやっていた。やはりヘリコプターが多い。装備品展示コーナーにはAH-1S、UH-1J、OH-1、ロビンソンR44、AH-64D、UH-60JA。PAC3、中SAMを挟んで乗降用航空機コーナーにはOH-6DとUH-1Hがあった。

※化学防護車

※霞ヶ浦駐屯地の管制塔

※AH-1S 対戦車ヘリコプター のミサイルポッド

※AH-64D アパッチ・ロングボウ の排気口

※OH-6D 偵察・観測ヘリコプター の尾部
体験コーナー
装備品展示の奧は体験コーナーになっており、防弾ベスト試着、ミリ飯体験、野外浴場体験などがあった。「練馬の湯」と書かれた足湯はぬるかったけど、やっぱり気持ちよかった。紙タオルの吸水性に驚いた。さすが自衛隊の装備。
ミリ飯体験では、焼き鳥とごはんを食べた。まぁ、ふつうの缶詰と同じ味だった。JAXAシンポジウムで食べた宇宙食もそうだけど、長期保存できる食品はもう珍しくないようだ。

※逆浸透圧型の浄水セットで提供されるお風呂

※ガスマスクの機密性は高い

※機関銃、小銃、無反動砲、対戦者誘導弾などに触れる

※低空を飛ぶAH-64D アパッチ・ロングボウ

※CH-47がやってきた
CH-47ヘリ地上滑走
ヘリ地上滑走の抽選券は、250組・500名が当たる。幸運にも私たちは大人4名分を当てたので、私と嫁、友人A、妹と甥っ子が揃って搭乗できることになった。
500名はかなりの人数だが、抽選と時間帯の振り分け、および自衛官の指示によって混雑はなかった。気になったのは、大人のマナーの悪さ。言われたことをちっとも守らない大人が増えたね。

※離れていても爆音が身体を打つ

※さぁ、乗り込むか
倉庫に集合し、簡単なブリーフィングを受け、荷物を預け、耳専用の綿をもらう。綿を詰めるとだいぶ音がシャットアウトされるが、CH-47に近づくと爆音に身体を打ち据えられた。排気口から吹き付ける熱風がすさまじい。これほどとは。
室内ではシートベルトを締めるようなこともなく、なんの合図もなくヘリコプターは空中に浮遊し、敷地内を飛びまわる。しかし、体感できる影響はない。窓の外を見なければ、浮かんだことにも気づかないだろう。CH-47の乗り心地がいいのか、興奮していたせいか?

※室内はものすごい爆音

※50mくらい上昇する

※後部ハッチは開けっ放し

※甥っ子は音にまいってしまったようだ
屋内展示やトロッコ列車などを見て、15時半に撤退する。友人Aは、ヘリに搭乗できたことに感動していた。よかったよかった。
その後、私たちは「あみプレミアムアウトレット」に寄り道して、「ステーキけん牛久店」で食事をして帰った。さほど疲れなかったと思っていたが、翌日に筋肉痛がやってきた。大した運動量でもないのに、終日ぐったり。いやはや。