横田基地の日米友好祭 / 日本の中のアメリカ
2006年 東京都:都下 ハンバーガー 世界の味 国:アメリカ 牛肉 社会見学 祭り横田基地で「日米友好祭」なるものが開催されているそうだ。

アメリカ合衆国
土曜日、マイミクのつみ太さんの日記に書いてあった。
さっそく調べてみると、今年は19日(土)と20日(日)に開催されるらしい。最終日の夜は花火の打ち上げもあるとか。横田基地のある牛浜駅は(駅ハイで行く)JR御嶽駅から14駅目だ。
これはもう行くしかなかった。
※横田基地に到着した
横田基地について
私は米軍に知り合いはいないし、航空機にもさしたる興味はない。横田基地についても、アニメ『Blood』の舞台だったことくらいしか知識はない。そんな私を突き動かすのは、「変わったところに行ってみたい願望」だ。衝動といってもいい。
ともあれ、こうした軍事施設に立ち入るのは初めてだった。
- 横田基地(横田飛行場)
- 本州では最大の米空軍基地。極東における主要基地であり、極東地域全体の輸送中継ハブ基地(兵站基地)としての機能を有している。戦闘部隊はいない。基地内には住宅やスーパーマーケット、病院、教会、学校、ゴミ処理場、映画館、ボーリング場などもあり、軍人とその家族、約1万人が暮らしている。
日米友好祭(基地友好祭、横田のカーニバル)について
日付は決まっておらず、6月から9月までの土日に開催されるようだ。
ちなみに、米軍で航空祭など基地開放をするイベントは「オープンハウス」と呼ぶらしいね。横田のそれは「フレンドシップデー」とか「横田フレンドフェスティバル」とも言われている。
※基地内を行き来する100円トレイン
夕方4時なのに、会場に向かう人は多かった。
第5ゲートもたいへんな混雑になっている。身分証の提示が必要と思っていたけど、そんなことはなかった。そりゃ、この人数をチェックすることは無理だよな。しかし呼び止められ、詳細な荷物検査をされている人も見かけた。甘いわけでもないらしい。
会場の様子
横田基地って、広いのな。
解放されているのはエプロン(格納庫前の広場)の一部なんだけど、それでも広い。直前の御岳山ハイキングで足が棒になっていたから、厳しさも倍増だった。
※エプロンを埋め尽くす人々
※なぜかスポーツカーばかり展示されている
※格納庫内のステージ
私は飛行機には詳しくないのだが、いろいろな機体が展示されていた。輸送機やヘリコプターの内部も見学できた。航空デモもあって、航空機ファンは大喜びだろう。
※横田基地に戦闘機はないので、これらは外来らしい
※飛行機をアップ
※離陸していく飛行機
会場の人たち
毎年のイベントなので、案内する米兵たちも手慣れたもんだった。
にこやかに挨拶して、気軽に撮影に応じてくれる。Tシャツやワッペンなども販売していた。なんだかコミケみたいな雰囲気だった。
※気軽に撮らせてもらえる
※水遊びをする子どもたち
全体からみれば一部だが、ハデな客が目に付いた。
おへそや胸元を露出したり、入れ墨をしているような人たちだ。化粧もケバイ。イコール粗暴な連中とは思わないけど、興味深い傾向だなと思った。
とにかく肉を食え!
はてさて、祭りの楽しみといえば「食」である。
横田基地ではビールやコーラ、ホットドッグなどアメリカ本土から持ち込まれた食べ物が買える。当然、米国産牛肉が使われているだろうが、今回は目をつむろう。ハンバーガーやホットドッグは350~400円。ステーキセットは1,200~1,300円だった。
私もいろいろ試してみたが、どれもアメリカ~ンなお味だった。
※いろいろ食べてみた
それでもまぁ、ステーキ肉はうまかった。
焼き方はいい加減で、味付けもないんだけど、肉のうまみをたっぷり楽しめた。これはオススメだよ。
※地べたに座って喰え
てな感じで遊んでいたら、日が暮れてきた。
徹夜してるので、さすがに眠い。周囲を見ると、すでに横になっている人も多い。みんな花火まで待つつもりなのだ。
※日が暮れる
なので私もその場に寝ころんだ。
太陽で温められた路面が心地よかった。
※もう寝る
2006年08月20日の行動
- 09:00 - 駅ハイ:御岳山レンゲショウマ
- 11:00 - レンゲショウマ(蓮華升麻)の花
- 13:00 - 緑豊かな御岳山ハイキングコース
- 16:00 - 横田基地の日米友好祭
- 21:00 - 日米友好祭:フィナーレの花火