ガード下のタイ空間 / あろいなたべた有楽町店

　昼飯はタイ料理を食べることになった。

　私と黒侠は2002年にタイ旅行した仲だから、タイ料理にはいろいろ思い入れがある。有楽町駅を下りてしばらく歩き、ガード下に入ると、むわっとタイ料理の匂いにむせた。頭上の電車が走る音といい、打ちっ放しのコンクリートといい、このわい雑さがたまらない。いいじゃない。

あろいなたべた有楽町店

[場所] 東京都千代田区丸の内3-7-11（東京国際フォーラム向かい山手線ガード下）
[URL] https://www.tabeta.com/yurakucho/

※タイ料理 あろいなたべた有楽町店

※ガード下はタイ空間

うまかった

　ガード下のテーブル席で食べよう。端っこで店員がせっせと海老を剥いている。いいねぇ。メニューを開くと、タイ料理がいっぱい。どれも630円均一。どれを注文しようか迷う。Cセット以降の３種盛り合わせもよかったが、今回はAセットとBセットを注文。それにパックプン・ファイデーンを付け加えた。

※Aセット カオマンガイ

タイを代表する屋台料理です。野菜とスープでじっくり煮込んだ鶏は、とても柔らかくてまろやかな味。ご飯も鶏ガラスープで炊きあげています。スパイシーソースをお好みで！　クリアスープ付き。

※Bセット カオカームー

タイ人に一番人気の屋台料理。モモの部分を含めた豚足を6時間以上スープで煮込んでいます。脂肪分が抜けたゼラチン質の肉は柔らかく風味豊で、どこか日本の味を感じさせます。クリアスープ付き。

※パックプン・ファイデーン

空心菜のタイ風炒め ファイデーン（赤い炎）唐辛子を一緒に食べてしまいやすいので注意！

　どれもうまかった。黒侠が「たまに食べたくなる」と言うのもよくわかる。隣の席の女の子たちが食べてた３種盛りにも心惹かれる。次に来たらアレを食べよう。と言いつつ、また同じものを注文してしまうかもしれない。それはそれでいいか。

　その後、私と黒侠は東京駅まで歩いた。