神田祭 の 神幸祭 の 附け祭 の 着輦祭
2007年 東京都:都心部 祭り今年は神田祭を見たいと思っていた。
タイ・フェスティバルのあとで行こうと思っていたが、なぜか、みんなで行くことに。
事前に調べる余裕がなかったので、予備知識ナシ。
ただ、夕方19時頃に御輿が神田明神に戻ってくることは知っていたので、とにかくお茶の水に向かうことにした。
──いま思うと、やめておくべきだった。
※よくわからないまま、お茶の水に到着
神田祭(かんだまつり)とは
神田神社で行われる祭り。日本の三大祭りの一つとされる。
盛大に御輿(みこし)を担いでいる写真を見ていたので、そーゆー威勢がいい光景が見られると思っていた……。
※こういうものを期待していた
土曜日は神幸祭(しんこうさい)
神田祭はいくつかのパートで構成される。
土曜日に開催されていたのは「神幸祭」。簡単に言えば、御輿をかついで地域を巡行する行事だ。神田祭では、「一の宮」「二の宮」「三の宮」の3柱が、朝8時に神社を出発する。
神社に戻る附け祭(つけまつり)
16時頃、3柱は三越本店に到着。
ここから御輿、山車、武者行列などの「附け祭」が追加される。江戸時代に多くの見物人を楽しませたという曳き物(ひきもの)が現代の技術で復活している。
※行進を終えた狛犬と獅子
※インフレータブル・バルーン技術で蘇った大鯰(オオナマズ)
※大江山の鬼の首
※きらびやかな山車
神社に到着してからの着輦祭(ちゃくれんさい)
30キロを行進してきた行列は、夕闇に包まれた神田明神に戻ってくる。
これを受け入れる儀式が着輦祭。
◎
つまり、私たちが見たのは着輦祭。
神田祭の、神幸祭の、附け祭が終わったあとの儀式。
御輿や山車を見たければ、三越前に行くべきだった。
日曜日だったら、ふんどし姿の男たちが御輿を練り込む「御輿宮入」を見ることもできた。
つまり……
時間も場所も間違っていたわけだ!
ぎゃーっ!
人が多すぎて見えません!
着輦祭がはじまると、神田明神はいっそう混雑した。
人が多すぎて、儀式の様子がぜんぜん見えない! しかも、タイ・フェスティバルで疲れていたので、みんなフラフラ。
なので儀式が終わる前に解散することにした。
※天狗(猿田彦)
途中、ひららがグループからはぐれた。
あとで知ったことだが、彼女はちゃっかり最前列で着輦祭を見物していた。やれやれ。
※由布籠の到着
※3つの宮が戻ってきた
祝詞(のりと)が詠まれ、雅楽の音色が鳴り響く。
着輦祭はとても厳かな儀式だった。
想像していたものとはちがったけど、これはこれで楽しめた。
ただ……みんなには悪いことをしたなぁ。
やっぱりよく知らないイベントを案内するべきじゃなかった。
※神社にも萌えキャラが!!!
ま、これも1つの思い出だよ。うん。
■神田神社/神田明神
[住所] 東京都千代田区外神田
[歴史] 創建:奈良時代