旅行  2011年07月03日(日) の千葉県 にて

母と妹と甥っ子と見学 / 四街道市消防資料館

(map)

[WGS84] 35.648959, 140.191322 - Google Earthで開く(kml)

実家の母、妹、甥っ子と四街道市消防資料館に行ってきた。

甥っ子は建設車両が好きなので、「だったら消防車も好きかな?」と言うことで連れて行くことに。実家から四街道市消防資料館までは15km、車で30分くらい。今日は嫁がいないので、一族の旅行になるな。
消防資料館は期待するほど大きくなく、また暑かったけど、おもしろかった。来年は閉館する可能性もあるらしいので、もしかしたら見納めになるかもしれない。

四街道市消防資料館:全景

※四街道市消防資料館:全景

四街道市消防資料館

1994年に、廃校になった小学校(分校)校舎を再利用して開館した。入館無料。四街道で実際に使われていた消防機器や車両が展示されている。駐車場がなく、庭に車を停めて見学することになった。
閉め切られた校内は猛烈に暑く、だらだら汗が流れてくる。しかし係のオジサンがていねいに説明してくれたので、楽しく見学できた。というか、説明がなかったら1分で出てきちゃったかもしれない。

四街道市消防資料館
※係のオジサンがていねいに説明してくれた

四街道市消防資料館
※分校の校舎を使っている

四街道市消防資料館
※龍吐水(りゅうどすい):水鉄砲のようだが、使い方がわからない

四街道市消防資料館
※半鐘を鳴らしてみる

四街道市消防資料館
※鉄製腕用ポンプ

四街道市消防資料館
※巨大な刺股:これで家屋を壊していた

明治をしのぶ

江戸時代は火事が多かったが、消火技術が拙かったため、とにかく家屋を壊して延焼を防いでいたそうだ。やがて明治になると消火・耐火の技術は発達するものの、まだ不整地も多く、消火栓もなかったから大変だった。しかし当時は専門家や行政に任せるのではなく、町ぐるみ、村ぐるみで消火に当たっていたようだ。各地の尋常小学校や明治期の建物を訪れると、だいたい同じ話を聞くことができる。明治期の人々は気骨があったんだな。

四街道市消防資料館
※手投げ消化弾:薬液を入れたガラス弾を火元に向かって投げたそうだ(昭和32年製造)

四街道市消防資料館
※手動式サイレン:甥っ子の苦手な音らしい

四街道市消防資料館
※ガスマスク

四街道市消防資料館
※当時の対火服

来年はどうなっていることやら

展示品は教室2つ分のみ。ところどころパネルがあるけど、係の人が説明する情報量にはまるでおよばない。展示品の並べ方やパネルを整理して、きちんとホームページを作れば、もっと見学者を集められそうな気がするなぁ。もったいない。
係の人がいうには、来年は閉館するかもしれないとのこと。少なくとも屋外にある車両の撤去は決まったらしい。建物は市が所有しているが、校庭は所轄外で、なにかに使われるそうだ。車両がなくなったら、消防資料館の魅力も半減だ。となると、資料館は閉鎖され、この建物も取り壊されるかもしれない。
ふらりと訪れたよそ者が、「閉館しないでほしい」なんて軽々しく言えないんだけど、なんとか生き残ってほしいね。建物や資料だけでなく、在りし日のドラマを未来に伝えてほしい。

四街道市消防資料館
※特別に乗せてもらった

屋外の車両展示

展示車両は風雨にさらされ、ぼろぼろだった。タイヤもパンクしてる。展示といっても車両の説明はまったくなく、ただ駐車しているような感じ。撤去されたら、今度こそスクラップだろうか。
係の人が、車両の鍵を開けて乗せてくれた。甥っ子が無言で乗り込み、無言で喜ぶ。顔は笑っているが、なにも言わないのは、照れているんだろうか?

四街道市消防資料館:車両展示

※四街道市消防資料館:車両展示

四街道市消防資料館
※第9分団は今もあるのかな

四街道市消防資料館
※消防団と消防署のマーク

四街道市消防資料館
※特別に乗せてもらった

四街道市消防資料館
※ボンネット型のはしご車でチーズ

四街道市消防資料館
※四街道市消防局の救助工作車でチーズ

■四街道市消防資料館
[所在地] 千葉県四街道市吉岡474
[電話] 043-432-2621
[開館時間] 午前9時から午後4時半
[休館日] 月曜・祝日 1/2~1/4 12/28~12/31

甥っ子は5歳のわりに、あちこち連れていってもらっている。そのせいか、「伯父さんより旅してる」と調子づいている。まぁ、いいけど。たぶん小学校に入るころは忘れていると思うから、日記を残しておいてあげよう。

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