ニミッツビーチ / 南国のゆるやかな時間
2006年 グアム #涙に濡れたグアム 海辺小雨がふる中、私たちはニミッツビーチを散策した。
ニミッツビーチ
例によって妻は、靴を脱いで海に入っていった。
水は濁っているが、タモンビーチよりも歩きやすかったらしい。ただ深いところがわからず、ズボンを濡らしてしまったようだ。
※晴れていれば、とびっきり美しいところなのだが
※なにが楽しいのかね?
グアム島で見た子どもたち
ふと見ると、現地人とおぼしき子どもたちが浜辺で遊んでいた。
砂遊びしたり、バク転を競い合ったり、釣りをしたり……。
天然プールと同じく、雨など気にせずに遊んでいる。
※溝を掘って、水の流れを変えているようだ
※バク転を競い合う若者たち
(海辺に住んでいるなら、海なんか珍しくないだろうに。
ましてや雨が降っているのに、なぜ外で遊ぶのか。
それだけ外が楽しいのか、家の中がつまらないのか?)
つまり、都市化されてないってことなんだろうね。
引退するのはまだ先でいい
これだけを見て、グアム島民はどうのと語るつもりはない。
だけど、なんだか感慨深くなってしまった。
自然や自分の身体を使って遊ぶなんて、もう何十年やってない。
それでも私はまだ山野で遊んだ世代らしい。コンテンツが氾濫し、ネットが充実した今の日本に、こうしたプリミティブな光景は残っているのだろうか……?
郷愁を覚えつつも、私は頭をふった。南国のゆるやかな時間に身をゆだねるのは、もっと先でいい。今はまだ、都会でやることが残っている。
※なぁ、どう思う?
- 教訓:
- 南国に長い時間いるのは危険かもしれない