ラウンドワン習志野店 / 旧友たちと筋肉断裂ボウリング
2011年 千葉県 スポーツ40歳の誕生日の夜は、古い仲間たちとボウリングをすることになった。
この連中とボウリングするのは──顔を見るのも十数年ぶり。いやぁ、みんな歳をとったねぇ! なのに昨日のつづきのように楽しめるのだから、不思議なもんだ。昔に戻ったような気分になったけど、カラダが衰えた現実をごまかすことはできなかった。調子に乗ってやった6ゲームは、筋肉をズタズタに引き裂いてしまった。
十数年ぶりの再結集
なんの集まりかと問われても困る。知り合ったのは二十年ほど前(高校~浪人時代)だが、同じ学校の出身者はいない。とあるゲーセンを中心に、友だちの友だちで広がっていった輪だ。互いの共通点が少ないので、みんなが楽しめる遊びとして、毎週末ボウリングをやっていた。その後、メンバーが仕事に就きはじめたことで開催回数が減り、90年代半ばに自然消滅した。
※暗いから、ブレまくる
(久々にメンバーを集めてボウリングをやろう)
と思い立ったのは昨年の秋頃。しかしメンバーと連絡を取るのは大変だった。なんせE-Mailや携帯電話が普及してなかった時代の友人だから、連絡経路が途絶えていた。結局、行方のわからなかった友人もいる。集まったメンバーを仮名で列挙すると、ノグ、しろくまげら、ケーゾー、黒侠、キノクン、私の6名。
※椅子の配置が変わってる
ラウンドワン習志野店
あのころ通っていた「船橋BSスポーツセンター」は閉鎖していたので、「ラウンドワン習志野店」に集まった。私だけでなく、全員がはじめて投げるところだ。料金は、6ゲームまで1,780円(1ゲームあたり297円)。十数年前のBSは1ゲーム500円だった。単純に安くなったとは言えないが、施設を有効活用しようとする知恵を感じるなぁ。
※バスケットボールのような球
ボロボロのスコア
キノクンをのぞき、ほかは数年ぶりのボウリングである。さて、どのくらい出せるだろう? えいやと投げると、イメージに身体がついてこない現実に打ちのめされる。ガーター、ガーター、またガーター。あわわ、こりゃひどい。
※ぜんぜん駄目だ~
しかし徐々にスコアはよくなっていき、在りし日のアベレージに近づいていった。筋肉は衰えたけど、投げ方を覚えていたのは幸いした。
そして5ゲームあたりから足がふらつくようになる。若いころでさえ、6ゲーム連続で投げたことはない。私は腰を痛めていたので、「こりゃイカン」と思ったけど、どうにも止まらなかった。
※うまくできたら、手をたたき合う
Name | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|
私 | 98 | 102 | 137 | 127 | 139 | 130 |
しろくまげら | 92 | 91 | 98 | 123 | 138 | 168 |
黒侠 | 107 | 74 | 103 | 94 | 98 | 161 |
キノクン | 83 | 97 | 124 | 134 | 106 | 95 |
ケーゾー | 86 | 120 | 153 | 139 | 106 | 84 |
ノグ | 110 | 146 | 162 | 148 | 174 | 146 |
ムーンライトストライクゲーム
ゲーム中、突然照明が消えて音楽のボリュームがあがる。ラウンドワン名物「ムーンライトストライクゲーム」のはじまりだ。次の投球でストライクを出せば記念写真とオリジナルグッズがもらえるのだが、暗がりで全レーンの一斉投球という状況に面食らう。6ゲーム中に3回遭遇し、3回目にしてしろくまとケーゾーが2人ともストライクをたたき出した。やったね♪
みんなで記念撮影する。こりゃ、いい記念になった。写真はいまケーゾーがもっているので、あとでスキャンさせてもらおう。
※ムーンライトストライクゲーム
※やったーっ!
※景品をもらう
徹夜で遊ぶ
午前1時、ゲームが終了する。身体ボロボロ。明日も仕事があるキノクンが離脱。残った5人でサイゼリアへ。飯を食いながら近況を語り合い、オクタ文化のことや、将来設計について語り合う。それにつけても人生はままならぬものだ。男として駄目そうなやつら(私も含む)が結婚して、ちゃんとしてるやつらが結婚できてない。あのころは、こんな40歳になるとは夢にも思わなかった。
もうちょい話したかったけど、睡眠調整なしではこれが限界か。次やるときは土曜にしよう。
※解散したのは夜明けだった
その後、私は実家で一泊し、翌日に帰る。そして地獄の筋肉痛がはじまった。今回はさらに股関節も痛めてしまった。身体がゆがんでいるときに、ボウリング6ゲームは自殺行為だった。整体の先生にも呆れられてしまった。やれやれ。
20代のころのような毎週はもちろん、毎月もきつい。しかし年1回じゃ物足りない。四半期ごとに1回くらいやりたいね。