浪花家総本店 / 昔ながらの功罪
2007年 東京都:都心部 たい焼き スイーツ 和菓子気がつくと、浪花家総本店の改装が終わっていた。
浪花家総本店は「鯛焼き御三家」の1つ。
本店改装のため、ずっと商店街のはずれで営業していたのだ。久しぶりに、会社のみんなに差し入れでもしようかのぉ。
※新装開店したようだ
なかなか買えない...
実は2回ほど、買うのを控えている。
1回目は行列が長すぎたから。
2回目は待ち時間が50分以上だったから。
たい焼きを買うのに予約するってのは性に合わない。だから10分くらいで買えるときしか買わないことにしている。
※1個ずつ手作りなので、大量生産できない
とろりとしたタネを金型に流し込み、餡を詰める。金型を閉じて、火で炙る。この熱量がすさまじく、店の入り口は近寄りがたい高温になっている。職人さんも大変だよ。焼き上がったたい焼きは、はさみでフチを整形して、完成。
......すごい手間がかかっている。
※ようやく、みんなの分を買えた
手作りであればこそ
手作りだから大量生産できず、単価も安くならない。待ち時間は長いし、かたちも不揃いになる。
しかし手作りだからこそ、老舗としてのありがたみも湧いている。機械でガンガン製造されるたい焼きだったら、あえて買おうとは思わない。とはいえ、待たされるのはイヤだなぁ。
※うまうま
そして買うのに手間がかかるから、みんなにも喜んでもらえる。
あんがいバランスがとれているのかもね。