灘の酒蔵探訪2007 酒蔵スタンプラリー
2007年 兵庫県 #神戸旅行 和食 酒 酒:利き酒今日は灘の酒蔵を見学しよう!
3月3日から5月6日まで『灘の酒蔵探訪2007 酒蔵スタンプラリー』というイベントが開催される。期間中、灘五郷のいろんな酒蔵が開放されて、利き酒もできる。またスタンプを集めて応募すると、抽選で豪華賞品も当たる(私たちはハズレた)。
たまたまイベントがやっていたわけではない。このイベントがあるから、私たちは四国旅行を神戸旅行に切り替えたのだ。言うなれば今回の神戸旅行のメインプログラムである。
※灘の酒蔵探訪2007 酒蔵スタンプラリー のポスター
阪神魚崎駅を降りた私たちは、日本酒のふるさと・灘五郷を歩きはじめた。
今回訪れたポイントは下記のとおり。
- 櫻正宗記念館「櫻宴」 ... 雑然とした資料の中で
- 浜福鶴吟醸工房 ... ちょっと物足りない
- 菊正宗酒造記念館 ... 焼いた酒粕がうまかった
- 白鶴酒造資料館 ... 等身大人形の説得力
- 神戸酒心館「さかきばら」 ... 凍結酒がいいね
- 神戸酒心館:酒蔵見学 ... おじさんがおもしろい
- こうべ甲南 武庫の郷 ... 甲南漬を試す
- 甲南漬資料館 ... 明治の生活小物がいっぱい
※スタンプも集めた
櫻正宗記念館「櫻宴」:雑然とした資料の中で
URL:https://www.sakuramasamune.co.jp/sakuraen/sakuraen_index.html
最初に訪れたのは、「櫻宴」。
「酒蔵めぐり」といっても、その多くは酒蔵に併設された記念館や資料館を見てまわることになる。観光客向けの施設と言えばそれまでだが、阪神・淡路大震災の教訓から、酒造りの資料を保存し、後世に伝えようという主旨で建てられている。震災は、閉ざされた伝統を変えてしまったわけだ。
※酒造りに関するさまざまな資料が展示されていた
いろんな資料があるのはいいのだが、あまり整理されていない感じ。
もうちょっと見せ方を工夫してもいいと思うなぁ。
ま、それはともかく、スタンプは押したので、利き酒を楽しもう。
※ここの利き酒は有料で300円
※「ほほ~」とか「むむ~」とかいってみる
いちばん高い酒が、いちばんうまかった。
これは目をつむっても言い当てられるね。
浜福鶴吟醸工房:ちょっと物足りない
URL:https://www.nadaizumi.co.jp/
「もろみ仕込み」などの行程をガラス越しに見学できる。
しかし見学できる部分は多くなく、あっさりした感じ。1階の販売スペースは広くて、こっちがメインなんだろうな。試飲コーナーもあったんだけど、店員さんが見あたらなかったので、次に急ぐことにした。
※駐車スペースが広い
※近代的な部分と
※伝統的な部分
菊正宗酒造記念館:焼いた酒粕がうまかった
URL:https://www.kikumasamune.co.jp/kinenkan/
住吉川を超えると、菊正宗エリア。
そこかしこに菊正宗の看板が見える。ここの記念館はなかなか大きかった。
※酒造りの行程がわかる
ここの利き酒コーナーでは原酒、甘酒、酒粕を焼いたものをいただいた。
この「酒粕を焼いたもの」が絶妙で、原酒と甘酒のあいだをつないでくれた。頭の中で、お米の味がつながった感じがする。これはいい経験だった。
※「酒粕を焼いたもの」を食べると、原酒と甘酒の味がつながる
※庭の水車小屋で、梅が咲いていた
白鶴酒造資料館:等身大人形の説得力
URL:https://www.hakutsuru.co.jp/
西に向かってさらに進むと、白鶴酒造資料館が出てきた。
白鶴工場の敷地内にあるので、入館するには受付で名前を書く必要があった。このへんも不審者が多いのだろうか?
白鶴酒造資料館は、今回見てきた中でもっとも広くて、凝った造りだった。
※模型を使って、酒造りの行程を紹介している
※酒樽を引き上げているところ
※かなりリアルな人形だ
ここでも利き酒を試す。
だいぶ酔ってきたみたい。酔ってくると、日本酒はおいしくなるんだよね。