ニミッツビーチ / 南国のゆるやかな時間

2006年 グアム #涙に濡れたグアム 海辺
[WGS84] 13.338847, 144.643249 - Google Earthで開く(kml)

小雨がふる中、私たちはニミッツビーチを散策した。

ニミッツビーチ

例によって妻は、靴を脱いで海に入っていった。
水は濁っているが、タモンビーチよりも歩きやすかったらしい。ただ深いところがわからず、ズボンを濡らしてしまったようだ。

晴れていれば、とびっきり美しいところなのだが
※晴れていれば、とびっきり美しいところなのだが

なにが楽しいのかね?
※なにが楽しいのかね?

グアム島で見た子どもたち

ふと見ると、現地人とおぼしき子どもたちが浜辺で遊んでいた。
砂遊びしたり、バク転を競い合ったり、釣りをしたり……。
天然プールと同じく、雨など気にせずに遊んでいる。

溝を掘って、水の流れを変えているようだ
※溝を掘って、水の流れを変えているようだ

バク転を競い合う若者たち
※バク転を競い合う若者たち

(海辺に住んでいるなら、海なんか珍しくないだろうに。
 ましてや雨が降っているのに、なぜ外で遊ぶのか。
 それだけ外が楽しいのか、家の中がつまらないのか?)

つまり、都市化されてないってことなんだろうね

引退するのはまだ先でいい

これだけを見て、グアム島民はどうのと語るつもりはない。
だけど、なんだか感慨深くなってしまった。
自然や自分の身体を使って遊ぶなんて、もう何十年やってない
それでも私はまだ山野で遊んだ世代らしい。コンテンツが氾濫し、ネットが充実した今の日本に、こうしたプリミティブな光景は残っているのだろうか……?

郷愁を覚えつつも、私は頭をふった。南国のゆるやかな時間に身をゆだねるのは、もっと先でいい。今はまだ、都会でやることが残っている。

なぁ、どう思う?
※なぁ、どう思う?

教訓:
南国に長い時間いるのは危険かもしれない