豚みそ丼本舗 野さか / 意外にさっぱり味

豚の味噌漬けは、秩父名物なんだって。

古くはイノシシ肉を味噌漬けにして保存していたらしい。パック詰めの土産もあるが、それじゃ味気ない。調べてみると、豚みそ丼の専門店があったので、昼飯ポイントとして組み込んでおいた。

※豚みそ丼本舗 野さか

到着したのは11時40分。すごい混雑で、50分も待たされた。やれやれ。
ここは羊山公園や手打ちそば・こいけに近い。そういや、こいけも一時間待ちだった。

意外にあっさり風味

専門店なので、メニューは豚みそ丼しかない。3人で同じものを注文。ほどなく運ばれてきた丼には、厚めの豚肉がたっぷり載っていた。「野さか」の豚みそ丼は、秩父産豚肉を自家製みそで漬け込み、備長炭で焼き上げている。なるほど炭火特有の香ばしさがたまらない。帯広で食べた豚丼を思い出す。
濃いめの味を想像していたが、驚くほどさっぱり。醤油タレが美味で、これだけでごはんがススムくんだ。肉の厚み、香ばしさ、ジューシーさも申し分ない。みそ風味が弱いので、豚丼ではないかと思うものの、うまかった。

※豚みそ丼 並盛(850円)

※香ばしくジューシー

満足した私たちは、次なる目的地・三峰口駅に向かった。蒸気機関車の転車台を見るためである。