茶亭ゆうすい / 茶がゆを食べる
2006年 奈良県 #大阪、奈良の旅 和食 郷土料理春日大社へ向かう参道で、「有翠(ゆうすい)」という名の茶屋を見つけた。
茶粥を食べさせてくれるらしい。今回のツアーでは奈良っぽい食事をしてなかったので、ここで昼飯を食べていくことにしよう。
※茶亭ゆうすい
奈良の茶粥
奈良ではよく茶粥を食べるらしい。運ばれてきた土鍋を空けると、ほうじ茶の香りが広がった。粥と言ってもさらさらで、粘りがない。粥と言うより、茶漬けか。食べてみると、味もない。付け合わせの昆布、漬け物、梅干しなどと食べるが、それでも味がうすい。煎餅がついていたので浮かせてみる。茶を吸って煎餅は柔らかくなったが、味を濃くすることはなかった。
※茶粥セット
※さらさらだ
奈良の茶飯
茶飯は研いだお米をほうじ茶で炊きあげ、塩と抹茶を混ぜたたもの。これも奈良の郷土料理だ。食べてみるが、白米でないことはわかるが、炊き込みご飯のような味はない。おかずも薄い味付けで、じつに淡泊だ。
※奈良茶飯セット
薄味だが、不思議と満足
どちらも薄味で、こってり濃いものばかり食べていた身には物足りない。と思っていたが、食べ終わるころには不思議と満足感があった。歩き疲れていた身体には、このくらいの味がちょうどいいのかもしれない。あるいは普段が濃すぎるのか。精進が足りてないな。
※お茶もおいしい
■有翠(ゆうすい)ひと息ついて、気力・体力がもどった。
[住所] 奈良県奈良市春日野町158
[電話] 0742-22-4744
春日大社に行こう。