目黒川の桜見物 - 目黒駅→池尻大橋駅
2008年 東京都:南部 花 花:さくら目黒川を遡行しながら、桜を見ていこう。
東京都庭園美術館から目黒駅を挟んで反対側にある目黒新橋にやってきた。ここは目黒のSUNまつりで来たあたりだな。神田川に比べ、川幅が広い。橋を渡って、両岸を交互に歩いていこう。
※目黒新橋から上流を臨む
4mの高さから撮影
一眼レフを乗せた三脚を持ち上げて、背伸びでは届かない視点からの撮影を試みる。シャッターはセルフタイマーで行う。この手法は千鳥ヶ淵の夜桜でも試したが、光量がある昼間の方がやりやすい。とはいえ、ノーファインダーだから思うような構図にならず、何度も何度もチャレンジすることになる。工夫の余地があるなぁ。
※見慣れない構図になるので、おもしろい
※提灯の視点
※4mの巨人が背後に立っているようだ
風が強かった
川沿いの道をひたすら歩く。風が強い。川は遮蔽物がないので、風の勢いが弱まらないのだ。風は、上流から海に向かって吹き下ろしていた。夏は逆向きの風が吹くのだろうか?
満開になった桜も、風に煽られ散っていく。今週末までもつだろうか。
※提灯が真横になるほど風が強い
※ざざざーっと、花びらが舞う
※先日の結婚式でもらったシャボン玉で遊ぶ
目黒区立 川の資料館
川沿いに調整池と資料館があることに気づき、立ち寄ってみた。このパートは次の日記で述べよう。
※アホ毛がかわいい鳥
中目黒駅を通過
目黒新橋から池尻大橋駅までの道のりは約3キロ。中目黒駅はその中間に位置する。ここから青葉台。川幅は狭くなり、町並みの雰囲気も変わってくる。こじゃれた店が多くなり、行き交う人の服装もセンスがいい感じがする。
※駒沢通りではビルを建設中だった
※中目黒駅:あれは東横線かな
※こじゃれた店が多くなる
※水量もだいぶ減った
車もバイクも通れない「中の橋」
中目黒の街を歩いていると、朱色の小さな橋が目にとまった。欄干には「中の橋」と書かれている。車もバイクも通れない歩行者専用の橋だ。
※ひときわ異彩を放つ、朱色の橋
ここまで目黒川に架かる橋をたくさん見てきたが、中の橋はひときわ異彩を放つ。なぜ朱色で、なぜ歩行者専用なのか? ネットで調べたところ、戦前にこのあたりを占有していた地主の、「プライベートな橋」かもしれないとのこと。真偽は定かではないが、だとすれば個性的なのも頷ける。
こーゆー発見があるのも、散歩の楽しみだな。
※ど真ん中にハトがいる
池尻大橋に抜けた
首都高の下を走る多摩川通りに抜けた。右が渋谷で、左が池尻大橋。ここがゴール。わずか3キロちょいだが、けっこう足が疲れた。
※池尻大橋駅のエレベータ直結の改札口
地下鉄に乗って足を伸ばす。
時刻は15時をまわったところ。豊島園の夜桜イベントは16時から。どっかで食事をすれば、ほどよく立ち寄れるかもしれない。
青山一丁目で乗り換え、私たちは豊島園に向かった。
(つづく)