久里浜・大正丸 / 2度目の沖釣り
2011年 神奈川県 スポーツ・釣り 交通:船お誘いが来たので、2度目の沖釣りに行ってきた。
昨年11月と同じメンバー、同じ船である。ねらいは真鯛で、仕掛けと場所はちがった、釣れたのはサバだけ。やけになって、サバ12尾を持ち帰った。さすがに多かった。
2度目になると、だいぶ印象が変わる。12月の堤防釣りを含め、少しずつ整理されてきた。
ねむー
4時10分に家を出発。5時10分にN氏の家に到着。N氏の車に乗り換え、T氏親子を拾って、久里浜へ。パターンが確立されてきた。しかし夜更かししてしまい、かなり寝不足だった。朝早いとわかっているのに、なぜ寝なかったのか。聞けばN氏も同じだって。やーねー。
現地で釣友会メンバーと合流するが、軽く挨拶を交わす程度。船の上でもほとんど会話しない。おしゃべりは目的じゃないのだ。
※長靴装着、汚れても気にならないズボンにすべきだった
酔うー
今回も酔い止めは飲まなかった。大丈夫だろうと思っていたが、海の上に出るとやっぱり酔った。大丈夫は大丈夫だが、酔いはする。下を向いてると、一気に酔う。海を見てれば、なんとかなる。
※アタリがわかりにくい
※日差しが強い
オマツリの連発
今回の仕掛けはハリスが8mもあったため、魚のアタリがわかりにくいし、サバが走るとオマツリになる。サバの血抜きとからまった糸をほぐしていると、また酔いはじめる。うぷー。
釣れるたび、オマツリになって、酔いがまわる。釣れなければ、酔わずに済むのだが……。
※T氏の息子は船に酔わない
サバの血抜き、内蔵処理
前回は強烈な抵抗感があったサバの血抜きだが、2度目になると、だいぶ慣れた。もちろん、痛々しいとは思うが、そう思いながらも手を動かす自分がいた。殺生が手術になり、作業になっていた。
今回は内臓も処理することにした。口からペンチを突っ込んで、ぶちん、ずるりと内臓を引っこ抜いていたが、ナイフで腹を裂いた方がいいと教えてもらう。
※N氏にナイフを借りて、内臓を処理する私
※きれいに処理すれば、家の負担が減る
にぎやかな浦賀水道
大正丸は浦賀航路と東京湾フェリーが交差するあたりを漂っていた。ほかにも多くの釣り船がたゆたっている。浦賀水道は、1日あたり700隻もの船が往来する世界有数の海上交通路である。大型タンカーがやってくると、ぐわんぐわん船が揺れる。
※浦賀水道を船が往来する
※船の種類はわからない
※東京湾フェリー:久里浜から金谷まで約35分で結ぶ
海から鋸山や日本寺が見える。1月は、鋸山の山頂から東京湾フェリーの往来を眺めたでの、感慨深い。
釣っているのか、釣らされているのか
N氏は「沖釣りより堤防釣りの方が好きだ」という。「沖釣りは、船長に釣りをやらされている感じがする」そうだ。私は堤防釣りがボウズだったので、釣果がある沖釣りの方がいいと思っていた。
しかし2度目になると、N氏の言い分も理解できるようになる。気ままに趣味として釣っているというより、なんかの仕事をやらされているような気がしないでもない。
それでも釣れないより、釣れた方がいい。堤防で釣れるようになったら、また意見が変わるかもしれない。
※14時前に帰港する
サバ地獄
前回よりテキパキ動けたので、サバ12尾が釣果となった。それと川崎さんにアジ1尾をもらった。合計13尾。かなり多いと思ったが、本当に多かった。三日三晩、サバ地獄がつづいた。
夫婦2人で食べるなら5尾くらいで十分。しかし釣果が減ると、割に合わなくなる。今回はテンビンもなくしているから、船代と仕掛けで13,000円くらい。たくさん釣っても、1尾1,000円か。うーん。
ま、食べる魚がほしいなら、魚屋に行くべきだな。
※サバ12尾、アジ1尾
釣りは趣味であって、仕事じゃない。とすれば、気ままに糸を垂らす方がいい。しかし成果を求めない趣味を、私が楽しめるだろうか?
釣りの醍醐味を理解するには、まだ時間が掛かりそうだ。