久里浜・大正丸 / 2度目の沖釣り

2011年 神奈川県 スポーツ・釣り 交通:船
[WGS84] 35.201951, 139.761908 - Google Earthで開く(kml)

 お誘いが来たので、2度目の沖釣りに行ってきた。

 昨年11月と同じメンバー、同じ船である。ねらいは真鯛で、仕掛けと場所はちがった、釣れたのはサバだけ。やけになって、サバ12尾を持ち帰った。さすがに多かった。
 2度目になると、だいぶ印象が変わる。12月の堤防釣りを含め、少しずつ整理されてきた。

ねむー

 4時10分に家を出発。5時10分にN氏の家に到着。N氏の車に乗り換え、T氏親子を拾って、久里浜へ。パターンが確立されてきた。しかし夜更かししてしまい、かなり寝不足だった。朝早いとわかっているのに、なぜ寝なかったのか。聞けばN氏も同じだって。やーねー。
 現地で釣友会メンバーと合流するが、軽く挨拶を交わす程度。船の上でもほとんど会話しない。おしゃべりは目的じゃないのだ。

久里浜・大正丸
※長靴装着、汚れても気にならないズボンにすべきだった

酔うー

 今回も酔い止めは飲まなかった。大丈夫だろうと思っていたが、海の上に出るとやっぱり酔った。大丈夫は大丈夫だが、酔いはする。下を向いてると、一気に酔う。海を見てれば、なんとかなる。

久里浜・大正丸
※アタリがわかりにくい

久里浜・大正丸
※日差しが強い

オマツリの連発

 今回の仕掛けはハリスが8mもあったため、魚のアタリがわかりにくいし、サバが走るとオマツリになる。サバの血抜きとからまった糸をほぐしていると、また酔いはじめる。うぷー。
 釣れるたび、オマツリになって、酔いがまわる。釣れなければ、酔わずに済むのだが……

久里浜・大正丸
※T氏の息子は船に酔わない

サバの血抜き、内蔵処理

 前回は強烈な抵抗感があったサバの血抜きだが、2度目になると、だいぶ慣れた。もちろん、痛々しいとは思うが、そう思いながらも手を動かす自分がいた。殺生が手術になり、作業になっていた。
 今回は内臓も処理することにした。口からペンチを突っ込んで、ぶちん、ずるりと内臓を引っこ抜いていたが、ナイフで腹を裂いた方がいいと教えてもらう

久里浜・大正丸
※N氏にナイフを借りて、内臓を処理する私

久里浜・大正丸
※きれいに処理すれば、家の負担が減る

にぎやかな浦賀水道

 大正丸は浦賀航路と東京湾フェリーが交差するあたりを漂っていた。ほかにも多くの釣り船がたゆたっている。浦賀水道は、1日あたり700隻もの船が往来する世界有数の海上交通路である。大型タンカーがやってくると、ぐわんぐわん船が揺れる。

久里浜・大正丸
※浦賀水道を船が往来する

久里浜・大正丸
※船の種類はわからない

久里浜・大正丸
※東京湾フェリー:久里浜から金谷まで約35分で結ぶ

 海から鋸山や日本寺が見える。1月は、鋸山の山頂から東京湾フェリーの往来を眺めたでの、感慨深い。

釣っているのか、釣らされているのか

 N氏は「沖釣りより堤防釣りの方が好きだ」という。「沖釣りは、船長に釣りをやらされている感じがする」そうだ。私は堤防釣りがボウズだったので、釣果がある沖釣りの方がいいと思っていた。
 しかし2度目になると、N氏の言い分も理解できるようになる。気ままに趣味として釣っているというより、なんかの仕事をやらされているような気がしないでもない
 それでも釣れないより、釣れた方がいい。堤防で釣れるようになったら、また意見が変わるかもしれない。

久里浜・大正丸
※14時前に帰港する

サバ地獄

 前回よりテキパキ動けたので、サバ12尾が釣果となった。それと川崎さんにアジ1尾をもらった。合計13尾。かなり多いと思ったが、本当に多かった。三日三晩、サバ地獄がつづいた。
 夫婦2人で食べるなら5尾くらいで十分。しかし釣果が減ると、割に合わなくなる。今回はテンビンもなくしているから、船代と仕掛けで13,000円くらい。たくさん釣っても、1尾1,000円か。うーん。
 ま、食べる魚がほしいなら、魚屋に行くべきだな

久里浜・大正丸
※サバ12尾、アジ1尾

 釣りは趣味であって、仕事じゃない。とすれば、気ままに糸を垂らす方がいい。しかし成果を求めない趣味を、私が楽しめるだろうか?
 釣りの醍醐味を理解するには、まだ時間が掛かりそうだ。

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