さよなら、紅虎餃子房
2006年 東京都:都心部 中華 中華:餃子 中華:麻婆豆腐紅虎餃子房・麻布十番が撤退したみたい。
ひさびさに訪れたら店がなくなっていた。
改装するのかと思っていたけど、待てど暮らせど更地のまま。サイトをチェックしてみたら、閉店だってさ。
けっこう繁盛していたと思ったのだが……残念。
※在りし日の紅虎餃子房・麻布十番店(2000年9月)
※店がなくなった!(2006年10月)
いつでも行けると思っていたので、ちゃんとした写真を撮ってなかった。
古い写真しかないけど、少し思い出を語ろう。
辛口の麻婆豆腐
ここの「麻婆豆腐」が好きだった。
めちゃめちゃ辛くて、ヒーヒー泣きながら食べたっけ。『陳麻婆豆腐』ほど殺人的な辛さじゃないので、うまかった。
※ご飯をたっぷり喰える麻婆豆腐
ほんのり甘い回鍋肉
それから「回鍋肉」もよかったなぁ。
辛さの中にも甘さがあって、やみつきだった。あの味は家では再現できなかった。
※ラー油たっぷりで辛いけど、甘みもある回鍋肉
鉄鍋餃子もよく食べた
アツアツの「鉄鍋餃子」もよく食べたっけ。
3人そろえば、決まって「麻婆豆腐」「回鍋肉」「鉄鍋餃子」を注文した。「鉄鍋餃子」は大量のご飯を消費しないので、ちょうどよく取り分けられるのだ。
※鉄鍋餃子は不可欠だった
杏仁豆腐をまた食べたい
それからデザートの「杏仁豆腐」も美味だった。
でも、いつもランチで腹一杯になるので数えるほどしか注文できなかった。
取り分けて食べるのが好きだった
中華を取り分けて、みんなで食べるのが好きだった。
しかし逆を言えば、1人や2人では行きにくかった。食べ過ぎちゃうからね。それに油ギトギトなので、女性の評判はよくなかった。なので、行きたくても行けない日もあった。
しかしまさか撤退してしまうとは。
もうちょっと食べておけばよかった……。
◎
もちろん、紅虎餃子房はほかにも店舗がある。
私も3軒ほど立ち寄ってみたんだけど、なんかちがうんだよね。
たぶん、ランチタイムならではの喜びがあったんだと思う。
ランチメニューをディナーで注文すると、変な感じがするじゃない。あれと同じだと思う。
好きなランチがなくなると、働く気力も萎えるよなぁ。