大鷹ラーメン / 究極のスープ？

公園で梅を見た帰りに、『大鷹ラーメン』で遅い昼飯を食べた。

行きに看板を見て、ふと興味をもったのだ。
「究極のスープ・大鷹ラーメン」と書かれていた。看板がなければ、そこに店があることさえ気づかなかっただろう。

店の前に詳しい説明があった。
詳しいと言っても30年の歴史があること以外、さっぱりわからない。
……ナゾは深まるばかりだ。

※秘伝の○○○って、なんだよ？

さっぱり塩味　大鷹ラーメン(680円)

ともかく店名の品を注文してみた。
出てきたのは、白湯スープに青物がどっさり入ったラーメン。豚骨の味もするが、濃厚ではない。「さっぱり塩味」だな。
まぁ、悪くはないが……究極と言うほどじゃない。
麺や具もふつー。スープとの相性はあまりよくない気がする。

※ふつーだ

マー油担々麺(730円)

それと担々麺も注文した。
胡麻の風味が強いが、そんなに辛くない。マー油（にんにく油）を使っているそうだが、胡麻に隠れてあまり感じない。
悪くはないが、特筆すべき点もない。
担々麺にも究極のスープが使われてるのかな？

※比べてみると、こっちの方がうまいかな

ラーメンを食べ終えて、店を出る。

ここまで ふつーの味とは思わなかった。
ある意味これは、究極のふつーラーメンだった。

そもそも、こんな場所に「究極のスープ」があるわけない。
あったとしても、私の味覚がそれを理解できるはずもない。
「日本一まずいラーメン」と同じで、看板に釣られてしまったわけだ。

ま、こんな日もあるさ。