白子諏訪神社大祭 / 見過ごしていた近所の花火
2011年 埼玉県 建物:社寺・史跡 花火もっとも近所で開催される花火大会は、白子諏訪神社大祭だった。
一昨年、アパートの階段から見た花火のことだ。地図で見ると、いやになるほど近い。光が丘に引っ越してきて9年になるが、ぜんぜん気づかなかった。
※諏訪神社:あまりに近いため、昼間訪れたことがない
白子諏訪神社大祭
白子諏訪神社は、長崎の諏訪大社を本社とする神社。江戸時代、白子宿に悪い病気が蔓延したとき、人々が諏訪神社に疫病快癒の祈願をしたところすぐに治ったことから、悪病除けの神様として知られている。ぜんぜん知らなかった。
※伝統の白子囃子
※出店がいっぱい、人もいっぱい
※和光陸橋:花火の鑑賞ポイントに向かおう
境内は出店と人でいっぱい。焼きそばでも食べようかと思ったが、熱気に圧倒されてしまう。花火を見るなら、近くの小学校がいいらしいから、そっちに行ってみよう。
和光市立第四小学校から
カメラを持って小学校に入ると通報される恐れがあるが、今夜は大丈夫のようだ。最初は人もまばらだったが、20時近くはたくさん集まってきた。長時間露出で撮影すると、いんちきなほど明るい写真になるが、実際は暗いので誤解なきように。
※和光市立第四小学校:実際はもっと暗い
20時15分、花火がはじまった。校庭の向こうに見える花火は遠いような近いような、不思議な印象だった。十数発打ち上げると、10分ほど間隔があく。ヒマなので暗い校庭にカメラを向けると、長時間露出に拘束されて花火が撮れなかったりする。長時間露出はタイミング合わせが難しい。
※花火がはじまった
※花火撮影は難しい
※露出時間:2秒
和光市営運動場
校庭からの撮影に飽きたので、打ち上げ場所に近づいてみることにした。方角や距離を考えながら歩き、市営運動場に前に出る。そのとき、ドガンと轟音が響いて打ち上げがはじまった。あまりに近かったので、びっくりした。
※市営運動場から打ち上げられる花火
また間隔があいたので、よりよい撮影ポイントを探す。三脚を開いても先客の邪魔にならないように。しかし打ち上げてないと、どこが最適かわからない。打ち上げ場所はつねに同じじゃないから、その場の判断力が求められる。
※ここだ!
※より近いので、円より球に見えるかな
さらによい撮影ポイント、カメラのセッティングを考えるが、人々がちらほら帰りはじめた。10分待っても打ち上げがはじまらない。どうやら終了したようだ。
※諏訪原団地:終了したみたい
三脚を畳んで、帰路につく。こんなに近いなら、来年も見に来よう。そして、もっとダイナミックな写真を撮ろう。