玉川屋と御岳渓流

せっかく青梅まで来たのだから、なにか食べて帰ろう。

と言うわけで、「玉川屋」というそば屋にやってきた。駐車場があってよかった。
かやぶき屋根の民家を改装したらしく、気分が盛り上がる。ただなにぶん古いので、細かいところはあまりきれいではない。

※元祖手打ちそば玉川屋

※意外に広い店内

山女の姿焼き

料理が出てくるのにだいぶ時間はかかった。まぁ、くつろいでいたので気にならなかったが、なにか予定が入っていたら焦っていたかも。山女の塩焼きが先に出てきた。表面を箸で押して、ほぐして食べる。川魚の素朴な美味しさがうれしい。

※山女の塩焼き(650円)

そばの味がわかるか？

ざる(650円)ともり(620円)を注文したら、海苔しか違わなかった。これなら天ざるかとろろそばにすればよかったか。そばの味はふつう。しっかりした麺で、もりもり食べた。海苔は美味しさにあまり貢献していない。
そばを食べて感激したことはない。美味しいそばって、どんな味なんだろう？　そばを味わう指標がまだ自分の中にない。

※似たような注文になってしまった

■元祖手打ちそば玉川屋
[住所] 東京都青梅市御岳本町360
[電話] 0428-78-8345
[休み] 月曜日
[創業] 1915年(大正4)
[URL] https://www.tamagawa-ya.com/

名水百選の１つ、御岳渓流

食後、沢に降りてみる。上流なので岩がゴロゴロして、水量も大きい。激しい水の流れをぼんやり見ていると、気が遠くなってくる。

御岳渓流は名水百選に指定されている。名水百選って湧き水ばかりと思っていたが、そうでもないんだな。
渓流に沿って遊歩道が整備されていた。今日は車だし、日没も近いから入らないけど、ハイキングするのは楽しそうだ。

※御岳渓流の梅

※水量に圧倒される

へそまんじゅう

車に乗って青梅街道を下る。神代橋の近くで、「奥多摩名物へそまんじゅう」を２個購入する。できたてホカホカだ。まぁ、特別なところはないが、おやつにちょうどよかった。

※奥多摩名物へそまんじゅう（100円・白と茶）

■へそまんじゅう総本舗
[住所] 青梅市日向和田3-863
[電話] 0428-23-4928
[URL] https://www.ome.or.jp/common/pr/487/487.htm

※渓谷に日が暮れる

周囲がどんどん暗くなる中、橋の向こうに吉野梅郷が見えた。薄暮の中でも、白や紅の梅は華やかに見えた。
さて、真っ暗になる前に帰ろうか。