深大寺 / 紅葉前の散策
2008年 東京都:都下 公園 建物:社寺・史跡 植物園N氏に勧められていた深大寺と神代植物公園にやってきた。
しかしウォーキングの途中なので、神代植物公園を見ている時間はない。深大寺だけ見ていこう。深大寺周辺は緑が多く、山奥のようなイメージだ。観光客も多く、東京都内とは思えない。こういうところだったのか。
※紅葉の季節になったら、あざやかに染まりそうだ
東京では浅草寺に次いで古い歴史をもつお寺
創建は奈良時代。1200年以上昔から、このあたりに人が住んでいたのか。
神代植物公園は寺領の一部だったようだ。山門を見たときは広大な寺領を想像したが、そんなに広くはない。本堂から元三大師堂、釈迦堂はすぐ見てまわれた。
水木しげるにちなんだ「鬼太郎茶屋」があるそうだが、見落としてしまった。
※山門(薬医門):1695年(元禄8年)築。深大寺で最も古い建造物。
※鐘楼・梵鐘(国重要文化財):若い僧侶が鐘をついていた
本堂の桜
本堂に桜の紋が見えた。そういえば湯島天神宮では梅の紋を見たな。このあたりは桜の名所だから、それにちなんでいるのだろうか?
※本堂:大正年間に再建された
※桜の紋所が見える
■深大寺 (浮岳山昌楽院深大寺)
[所在地] 東京都調布市深大寺元町5-15-1
[連絡先] 042-486-5511
[創建] 733年(天平5年)
無料の神代水生植物園
さて、ウォーキングに戻ろう。と思ったが、「神代水生植物園」の入り口が目についたので立ち寄ってみた。都立神代植物公園の分園だが、無料で入れるようだ。
水生植物園と言えば聞こえがいいが、要するに湿地帯である。深大寺の湧水で潤っているようだ。田んぼや植物が群生しているけど、特別に見るものはない。
※神代水生植物園を歩く
まぁ、ショウブが咲くころなら、だいぶ景観も変わるんだろうな。
奥に展望台(深大寺城跡)があるので行ってみたが、ゆるやかな丘だった。
■都立神代植物公園・神代水生植物園
[所在地] 東京都調布市深大寺元町
[連絡先] 042-483-2300
[開園] 1989年(昭和64年)
ひとしきり見て、ウォーキングを再開する。
しばらく歩くと、急にあたりが開けた。車が行き交い、住宅地の看板が目につく。ふつうの市街地に緑が残っていたんだな。
さてさて、神代植物公園はいつ頃、見に来られるだろうかね?