板橋区立熱帯環境植物館 / 団地の中の温室

2007年 東京都:池袋副都心 植物園 水族館
[WGS84] 35.791903, 139.664101 - Google Earthで開く(kml)

私たちはサイクリングをつづけ、熱帯環境植物館を目指した。

正しくは、東京都板橋区立熱帯環境植物館。「グリーンドームねったいかん」という愛称もある。
ホワイト餃子からは数百mの距離だ。やや古びたマンションが建ちならぶ中に、その植物館はあった。入場料は220円。区外の人も同じ金額とはうれしいね。

水族館コーナー

順路に従って歩くと、まず水槽コーナーが出てきた。水族館というほど大きくないが、そんなに小さくもない。きれいな熱帯魚や奇妙な生き物を楽しめた。

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※カクレクマノミ:イソギンチャクに隠れてる

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※トランスルーセントグラスキャットフィッシュ:身体が透明だ

温室・植物園コーナー

水槽コーナーを抜けると温室に出た。けっこう広い。うっそうと生いしげる熱帯植物の中を歩く。高低差のある通路や水の流れがあって、なかなか楽しめる。学術より娯楽にウェイトを置いてあるようだ。

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※ちょっとしたジャングル

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※タコの実

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※分子模型のような実がなってる

最後は学習コーナー

植物園コーナーを抜けると、企画展示や常設展示コーナーに出た。
ちょっと勉強するのにちょうどいい。よく設計されている。熱帯──それも東南アジアの植物に特化しているコンセプトもおもしろい。光が丘の温室植物園と同じで、隣接する板橋清掃工場の余熱を利用してるんだって。なるほどね。

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※館内のドアノブには、それぞれ異なる植物が入ってた

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※清掃工場の余熱を利用しているとか

東京都板橋区立熱帯環境植物館
※休憩スペースより

ぐるっとまわって一時間ちょっと。
思っていたよりずっと楽しめた。これを見ちゃうと、光が丘の温室が小さく思えるよ。
こういう施設が近くあるのもいいね。

■板橋区立熱帯環境植物館
[住所] 東京都板橋区高島平
[電話] 03-5920-1131
[URL] https://www.ecopolis.city.itabashi.tokyo.jp/nettai/

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