コストコ幕張店 / なんでもビックサイズ
2001年 千葉県 ショッピング 建物:新名所「コストコに行ってみるかい?」
とお袋が尋ねてきた。久々に千葉の実家に帰ったときのことだ。
「コストコってなに?」
コストコ(Costco)とは、最近、幕張にオープンした巨大スーパーのこと。会員制で、とにかく大きいそうだ。お袋の話ではよくわからない。なので、実際に行ってみることにした。
コース化された店内
「店内にカートはありません」という貼り紙にまず驚いた。
コストコは、すべてがコース化されている。駐車場に停めて、カートを拾って、2Fで雑貨を、1Fで食料品を見て、精算して、駐車場にあがって、カートを置いて帰る、という流れになっている。流れに逆らうことは、かなり難しい。
ぶらぶらと見てまわるのではなく、順路にしたがって歩き、目的の商品をカートに入れて、精算して帰るという素っ気なさも珍しい。
※本当に倉庫の中だ
エスカレータで運べるカート
カートがまた大きかった。風呂釜みたいなサイズだった。
そのカートをもって、みんなエスカレータで降りていく。どうやって?
エスカレータは、ふつうの階段型ではなく、なだらかな斜面型だった。この斜面とカートの車輪に工夫があって、転がり落ちないようになっているのだ。重たい荷物を積んでも、カートはエスカレータの斜面にきゅっと止まる。それでいて、エスカレータを降りるときには引っかからない。よくできている。
まんま倉庫
コストコの売り場は、まんま倉庫だった。
積み上げられたコンテナ。フォークリフトの行き来を考えた広い通路。飾りらしい飾りはなく、売り子の姿さえない。コンテナを開封して、その中身を売っているという感じだ。
※買い物するのは下の段だけ
サイズがでかい
どの商品も、やたらと大きかった。こんなサイズで売っているのかと感心したものもある。小さい商品は、12個、24個、段ボール1個、2個セットで幾らという「まとめ売り」が基本だった。
食料品売り場では、ふつうの家庭では食べきれない分量で売られている。つまり業者の仕入れに利用されるところなわけだ。
※むやみにでかい
輸入品が多い
見たこともない珍しい道具や食料品が多かった。
食料品はどれも大味で、甘すぎたり、くどすぎたり。海外で暮らしていた人には、なつかしい味らしいけどね。こういうのを試せるところも、楽しみの1つだ。
※カートを押して、見てまわる
なにもかもダイナミックで、楽しかった。私は大いに興奮して、いろんなもの買いすぎてしまった。結局、食料品の大半が無駄になってしまった(ごめんなさい)。でも、おもしろいところだった。
ホットドッグがうまい
精算後に、フードコートに立ち寄った。
ここのホットドッグは絶品だった。特別な具材は入っていない、シンプルなホットドッグなんだけど、気に入ってしまった。オニオンやマスタードを自分で入れるのも楽しい。
このホットドッグを食べるためにコストコに来てもいいくらいだ。
※マスタードをつけてみる
※うまかった
オススメですよ♪
■コストコ幕張店 [COSTCO]
[住所] 千葉県千葉市美浜区豊砂 1-4
[電話] 043-213-4111
[歴史] 開業:2000年12月1日
[URL] https://www.costco.co.jp/