ラーメン屋の見た目と実質
2007年 東京都:池袋副都心 ラーメン東大病院の帰りにラーメンを食べた。
本郷通りにある『破天(はてん)』という店だ。
このあたりはラーメン屋が乱立するプチ激戦区。その中でもひときわ風格ある店構えだったので、立ち寄ってみることにした。
※風格ある外観
内装も凝っていた。昭和初期をイメージしたレトロ調ってところか。最近、こーゆーの増えたね。
焦がし醤油ラーメン(650円)
イチオシの焦がし醤油を注文。
出てきたドンブリの中には真っ黒な醤油スープ。すすってみると、そんなに濃厚ではない。醤油のうまみや「焦がし」風味もとくに感じない。
※真っ黒なスープ
麺が細いので、スープとの絡みはいいが、あんまり個性はない。
見た目は強烈なのに、味はふつうかな。
※目と舌でイメージが食い違う
味噌ラーメン(650円)
嫁は味噌ラーメンを注文。こちらもまぁ、ふつう。
強烈さはないが、食べていると飽きてくる。途中でドンブリを交換したら、おいしく食べられた。
※悪くはないが、よくもない
店もラーメンも、見た目はすごいが、味はふつうだった。
最近は「ラーメンをおいしそうに見せる演出技法」が洗練されたので、期待しすぎてスカされることが増えた。
まぁ、まずくなかっただけラッキーだけどさ。
ラーメンに罪はないけど、難しいなぁ。