One Small Step (8分) One Small Step

2018年 外国映画 2ツ星 家族 短編映画

直球だった。

ストーリー

靴屋の父親と幼い娘。娘は父親からもらった靴で、月に行く夢を見る。成長して学校に通うが、宇宙開発の仕事に就けない。苛立って父と疎遠になったころ、父が急逝。遺品から、自分が履きつぶした靴が見つかる。娘はふたたび努力して、宇宙飛行士になった。

娘はすなおで、父親の死に責任はない。一念発起して、願いが叶う。素晴らしい。美談ではあるが、面白味はない。靴と宇宙飛行士がリンクしない。時代背景はわからないが、宇宙飛行士になることが簡単に見える。履きつぶした靴を保管しておくのも、リアリティを感じない。

タイトルはアームストロング船長の言葉にかけている。「彼女の成功は、お父さんが作ってくれたシューズのおかげ」ということだが、飛躍を感じてしまう。

one small step for man one giant leap for mankind
人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。

宇宙飛行士のニール・アームストロングが月面に降り立った時に発した言葉

絵柄はかわいい。土星がダンボールだったのがお気に入り。

ページ先頭へ