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[レビュー2001年10月14日に発表された 

ヴァンドレッド 胎動編

Vandread

立場が逆なら、素晴らしかったかも

テレビシリーズは未見。不明な用語などはWikipediaでキャッチアップ。そんな私に作品を語る資格はないのだが、やはり女性たちの露出と脳天気さに目まいを覚えた。たとえば女子校に男子生徒が紛れ込んだら、同じような交流が起こるだろうか? 「宇宙人さん♪」とくっついてくる展開はあまりにあざとく、ストレスが高まってしまった。

ジャンル的にはファーストコンタクトもの。男社会と女社会に分けることで、話をわかりやすくしているのだが、劇中の性差観はいわゆるアニメや美少女ゲームのそれで、SF的な世界観にそぐわない。女性しかいない社会で、恥じらいや誘惑の感情が芽生えるんだろうか? レディファーストの概念がない社会で育った男性が、女性に媚びるだろうか? そうした違和感がずっとつきまとった。
逆に、男性社会に美少女が紛れ込んでいたら、おもしろくなったかもしれない。女性は身を守るため、自分に優しい男を求めるだろう? 男はどんなとき、女性の歓心を買いたいと思うだろう? 女性を力尽くで従わせようとする男が出たり、あるいは女性が男たちの弱さにつけ込んだり、かなり興味深いストーリーになったと思う。まぁ、ハーレム展開はなくなるけどね。

物語やキャラクターに没入できないため、そんなことを考えながら鑑賞した。

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