[レビュー2009年12月19日に発表された 

レイトン教授と永遠の歌姫 THE ETERNAL DIVA Professor Layton and the Eternal Diva

SF:スチームパンク 推理 記憶操作
更新日:2011年05月13日(金) 13:43 [Edit]

ナゾトキを大事にしてほしい

ゲームは未プレイだが、「ゲームを忠実に再現しているんだろうなぁ」と感じる。絵柄や雰囲気は悪くないが、作品の中核であるナゾトキはいまいち。
考えるヒントもなければ、答えがわかっても驚きもなく、ただ呆気にとられるだけ。そのくせ不正解は死に直結するのは息苦しい。事件解決後も、参加者の思いは放置されたまま。永遠の命について全員が考え、答えを出すべきだったと思う。

永遠の命=記憶の転写とするプロットはおもしろかった。しかし少女ミリーナの存在や、古代都市の伝承が浮いてしまった。デスコールの目的が遺跡の調査なら、こんな大がかりな仕掛けを作ったり、レイトン教授と決闘する必要はない。謎が明かされれば明かされるほど、疑問符が増えていく。余計なエピソードを省いて、ナゾトキを掘り下げてほしかった。

観客の分身となるルーク少年は、出番が多いのに成果は少ない。動物と話す能力も役に立たない。口先ばかりでなく、なにかいいところを見せてほしかった。これじゃ、レイトン教授が弟子と認めないのも無理はないな。