沈黙の終焉 General Commander

2019年 外国映画 2ツ星 @S.セガール

セガール引退!

「終焉」という邦題をつけ、「セガール引退」と宣伝されたが、まったく事実無根のインチキ宣伝である。

セガール引退
※セガール引退、しねーよ!

セガールはCIA捜査官。部下を殺された怒りから辞職して、6人の仲間と処刑チームを結成する。スポンサーがつくが、稼ぎはない。ただ正義を執行するだけ。セガールは仲間たちから慕われており、結束は固い。んで敵組織は明らかな悪党ども。食事中に部下を処刑する異常さ、残忍さも発揮してくれる。わかりやすい。

映像演出は相変わらず派手。カメラの切り替えも頻繁で、目がチカチカする。コンタクトレンズカメラの視界とかチープで驚く。東南アジアで美女がウロウロするのは、セガール映画らしい。

長ーーーーい準備期間を経て、最後の30分でミッション開始。セガールの戦闘はわずか。ヘリに攻撃されても、拳銃で応戦するセガール。ちったぁ隠れろ。
人質を取られたことで過去がフラッシュバックするが、トラウマを乗り越えるようなドラマはない。

ラスト、セガールはCIAに爆殺される。私怨で復習したことのツケを払ったということか。あ、セガールが死ぬから「終焉」か? といってもセガールの死体は出てこないので、まだまだやる気のようだ。

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