ラ・ジュテ (28分) LA JETEE

1962年 外国映画 4ツ星 SF タイムトラベル 前衛的 文明崩壊後 短編映画

こんな手法があったのか。

ジュテはターミナルビルから旅客機をつなぐ搭乗橋のこと。どこかへ行く手前。この映画のキーイメージ。
SFだが、SF的映像はない。
動くのは女の瞬きだけ。
万人向けではないが、ストーリー中毒者は刺激を受けるかも。

静止画の連続で表現する手法を「フォト・ロマン」と呼ぶそうだ。おもしろい。ゆっくり文庫での再現を考える。棒読みはともかく鮮烈な「瞬間」を用意できない。あとイメージ。
技術的には高校生にも作れるだろう。しかし思い出に回帰してしまうイメージや、演出の切り口、割り切りは真似できない。

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