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[レビュー2010年03月27日に発表された 

書家 / 第7回アニマックス大賞受賞作品

Shoka

オリジナリティが弱い

しかしストーリーや設定は、いささか陳腐。描いた「字」や「絵」が実体化する能力は、けっこう先例がある。「○×のパクリ!」と非難する気はないが、もうちょいオリジナリティが欲しかった。序盤は「字」で戦っていたのに、後半は「絵」がメインになるのも一貫性がない。
キャラクターの個性も弱い。主人公が敵の作品を惜しむところはよかったが、それ以外はじつに平坦だった。

一方、アニメ表現はよかった。手描き調の絵が、ダイナミックに動いている。構図もいいし、背景もきちんと描き込まれている。いい意味で紙芝居──紙が芝居をしているようだった。とくに冒頭のチャンバラは迫力があった。

こういうパイロットフィルムを見るのは好き。いろんな可能性を試してほしい。

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