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[レビュー2009年03月06日に発表された 

AI高感度センサー搭載 メイドロイド

AI Koukando Sensor Tousai: Maid-Droid

「こんなことなら童貞のままでいるべきだった!」

メイドロボットに添い遂げた老人の純愛。多発する婦女暴行事件の謎。女性の機能のみを求める男たち。工業製品では対応できない女性の願望。自分のパーソナリティをコピーして死んだ賢者......。
いかにもありそうなSF要素だが、まんま描いた作品は少ない。制約の少ないピンク映画ならではの挑戦だろう。こーゆーのは好き。

しかし表現はストレートすぎる。「恋愛格差社会」や「ホストロイド」といった言葉は監督の次回作『メイドロイド VS ホストロイド軍団』(2010)にも登場するが、それだけ思い入れが強いのだろう。説明が冗長だったり、相反するシーンが連続するなど、迷走が見受けられる。しかし、そうした部分が気になるのは、本作がまっとうな映画として評価されている証拠だろう。

ピンク映画なのに、女性不信を助長する内容だった。あるいは、ピンク映画としてはそれでいいのかもしれない。

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