レビュー  1969年07月30日  に発表された 

新・荒野の七人 馬上の決闘
Guns of the Magnificent Seven

3ツ星

守りから攻めへ

『荒野の七人』シリーズの3作目。初代クリス(ユル・ブリンナー)の鋭さもいいが、2代目(ジョージ・ケネディ)の哀愁も好き。物語は「襲撃から村を守る」から「要塞攻略」に路線変更。『七人の侍』(1954)から乖離しちゃうが、素晴らしい挑戦だった。

ストーリーはあっちこっちに飛ぶため、流れをつかむのに苦労する。問答無用で信頼されるリーダーは奇妙だし、作戦概要がわからないのも不安だが、そうした雑念もテーマ曲がかかれば消える。乾いた青空のもとで繰り広げられる銃撃戦。投げられる爆弾。吹っ飛ぶ兵士。ガトリング砲を占拠して敵を一掃する。不意打ちは成功するが、あっけなく仲間が倒れるので驚く。これは戦闘なんだと痛感する。

今回は民衆が7人といっしょになって突入する。時代に取り残された7人にとっては得難い死に場所だろう。まぁ、そうした人間ドラマはあまり深く描かれないが、とにかく要塞攻略はおもしろかった。

それはそうとサブタイトルの「馬上の決闘」はどうなのよ。4作目の「真昼の決闘」もそうだけど、本編と関係ないサブタイトルをつけるのはやめてほしい。

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新・荒野の七人 馬上の決闘