レビュー  2011年06月10日  に発表された 

SUPER8/スーパーエイト
Super 8

4ツ星

なつかしき未知との遭遇

SF映画としては今ひとつ。宇宙人が姿を見せちゃったことも大きな失点。ちょこちょこ物足りない。しかし本作の見どころは宇宙人や米軍の陰謀ではなく、伸び盛りの子どもたちだ。
私のお気に入りはジャイアン。腕力ではなく、情熱でみんなを支配している。監督しても優秀で、やるべき時はやり、変えるべき時は変えている。彼は将来、有能な監督になりそう。おそらくスピルバーグとエイブラムスの投写なんだろうな。

主人公ジョーが変わったのはいつだろう? 火をつけたのはアリスだが、起爆したのはジャイアンと想いを共有したときだと思う。あの瞬間、ジョーは周囲から見た自分を意識しはじめたのだろう。好きな子に、そしてライバルに、もっと強い自分を見せたい。その思いがジョーの背中を押して、かつ、モンスターの怯えに気づく余裕を与えたのだろう。

アリス(エル・ファニング)の魅力も強烈だ。あんな子が幼なじみにいたら、平常心ではいられない。彼女の存在感が、子どもたちの成長に説得力を持たせている。

キャラクターが魅力的なら、立ちはだかる試練はなんでもいいのだ。

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