レビュー  2014年04月09日  に発表された 

ノーゲーム・ノーライフ (全12話)
NO GAME NO LIFE

2ツ星

典型的なオレツエー

ある天才ゲーマー兄妹が、「すべてがゲームで決まる」という異世界に召喚され、奇策を弄して周辺国を次々に制覇していく物語。ライトノベルだからリアリティについては言及しないが、それでも兄妹が最初から最強であることには面食らった。まぁ、運要素、初見殺し、チートを駆使しても勝てないと言うなら当然か。

戦闘の強さは簡単に表現できるが、ゲームの強さをどうやって表現するんだろう? と思ったらペテンの連続だった。考えてみれば無理ない話で、たとえば将棋や囲碁の対決を理論的に描いても躍動感がない。ペテンの駆使は当然の帰結だった。

そう納得したつもりでも、ゲームを繰り返すたび違和感は大きくなっていった。やってることは「銀河英雄伝説」と変わらないが、毎度毎度、初見のゲームで戦うことに引っかかっているのか? わからない。そしてゲームの強制力が物理法則を超えることがわかったところで、物語への興味を失った。

「あらゆる武器を使いこなせる男」はありえても、「あらゆるゲームで絶対に勝てる男」はありえない。それはもうゲームではない。軽い気持ちで楽しみたかったが、根本的なところで躓いてしまった。

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ノーゲーム・ノーライフ (全12話)