ヘッドマウントディスプレイの未来に期待している

2011年 科技 デジタル
ヘッドマウントディスプレイの未来に期待している

新宿ヨドバシで、ソニーのヘッドマウントディスプレイHMZ-T1を触ってきた。

うわさ通り、なかなかグッドな出来映え。3D映画を見られるHD解像度のヘッドマウントディスプレイが6万円かぁ。すごい時代になったもんだ。とはいえ、私は「待ち」かなぁ。デザイン、重量ともにだいぶ改善されたけど、まだ長時間の装着はつらい。
なにより、ヘッドトラッキング機能がないんだよね。まぁ、ヘッドトラッキング機能を必要とするコンテンツもないけど。コンテンツが先か、プレイヤーが先か。永遠の命題だ。

HMZ-T1は3Dコンテンツの再生機と考えた方がいいみたい。実際、店頭デモは3D映画ばっかりだった。HD解像度のヘッドマウントディスプレイが6万円で変えるのだから、いい時代になったもんだ。しかしあいにく私は3D映画に興味がないので、食指が動かない。VRをやりたいのだ。
と思っていたら、海外メーカーがこんなものを発売していた。

2011 Carl Zeiss Cinemizer OLED 720p 3D Glasses

頭を向けた方向が見えるのは楽しそう。しかしレーシングゲームじゃ醍醐味が伝わらない。FPSのプレイ画像が見たい。ヘッドマウントディスプレイは、実機を見ないとわからない。おそらく目に見える映像の品質、サイズではSONYに軍配が上がる。3D映画を見たいならSONY HMZ-T1、3Dゲームをしたいなら、Carl Zeiss Cinemizer と言ったところか。

そうそう、今年のはじめ、こんな動画が公開された。視界と銃の向きを個別に操作できるのは素晴らしい。興奮するぜ。

Kinect + HMD + WiiRemote VR-FPS

私はヘッドマウントディスプレイの未来に期待している。十年くらい経つと、みんなヘッドマウントディスプレイを装着して、身振り手振りで入力していると思う。が、そこに至るステップがわからない。Windows XP Tablet PC Editionの例が示すように、箱より中身が充実しないと駄目なんだろうな。