ジュラシック・パーク Jurassic Park

1993年 外国映画 5ツ星 SF パニック 動物パニック 恐竜 @S.スピルバーグ

見たいものを見せてくれる!!!

リブート含めてシリーズを見てるのに、第1作の記憶があいまい。よくよく考えたら見てなかったので、2021年にキャッチアップした。

28年も経っているが、おもしろかった。パークの恐竜たちが暴れだすことは予告編などで知っている。なのにその前兆や不穏な空気がにじむと、ワクワクしてしまう。パークのロゴにさえ興奮する。
技術説明は要点だけあっさりと。そろそろ恐竜を見たいと思ったら、どどーん。自動運転車でパークに行くと出てこない。おやや、と思っていると恐竜にさわるチャンス。うおー。私は恐竜ファンってわけではないが、本物の恐竜にふれる興奮が伝わってくる。

そしてトラブル発生。ノンキ状態から緊張、緊張、緊張。合流して安堵。なんだろう、パニック映画なのにやさしい感じ。映画そのものが遊園地で、ファミリー向けなのだ。

ハモンドの無邪気な野心が明かされる。
「マボロシでないなにかを作りたかった。」
ハモンドが正しいわけじゃないが、共感してしまう。むしろマルコム博士の反対のほうが稚拙に見える。不思議だ。

映画は脱出したところで終わる。パークも恐竜も残されたまま。ちょっと物足りない感じ。続編の布石は残されている。なるほどこりゃヒットするし、シリーズ化されるわけだ。

娯楽映画、かくあるべし。


ジュラシック・パーク
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