[レビュー2015年12月04日に発表された 

X-ミッション Point Break

スポーツ 刑事・警察 犯罪
更新日:2020年09月10日(木) 09:35 [Edit]

「おれのラインだ」

PAYDAY2の話

 ゲーム「PAYDAY2」は映画公開日にあわせ、「The Point Break Heists」というDLCを配布した。映画の主人公・ボーディがプレイアブルキャラクターになり、空輸中の現金を強奪する「Birth of Sky」と、地下要塞から現金などを強奪する「Beneath the Mountain」というジョブを遊べるようになった。おそらく映画本編に似たようなシーンがあるのだろう。
 空中と地中。この2つのシーンがどのように結びつくのか? というわけで映画を見てみることにした。


※The Point Break Heists

※Bodhi

※Birth of Sky

※Beneath the Mountain

さっぱり共感できない

 映画はまったく別物──というか、理解を絶したものだった。
 ボーディという犯罪者が Ex-Presidents というギャングを率いて、空輸機から現金をばらまくのだが、その目的は自己啓発だった。
 自然に借りを返す。
 そのため鉱山を爆破する。
 目的は金じゃない。
 しかし活動資金が必要なときは銀行強盗する。
 殺人もいとわない。
 それで試練を果たして、どうなるというのか? さっぱりわからない。宗教のようだ。

 語り手となるFBI捜査官ユタがボーディを崇拝してしまったため、物語はいっそう不可解になる。ユタは上司に信じてもらい、同僚の支援を受けて活動してるのに、敵に利する行動ばかり。当人はFBIを裏切ってるつもりはないが、ボーディを逮捕するつもりもない。なんなんだよ、こいつら。

 本作は1991年公開の『ハートブルー』のリメイクらしい。『ハートブルー』も同じくらい電波なんだろうか?

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