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[レビュー2009年03月09日に発表された 

めぐり逢う世界 / world comes around

Meguriau Sekai -world comes around-

ファンタジーのないセカイ系

イサイシズカ(石井和沙)さんの自主制作アニメーション。深海誠の作品の雰囲気に似ているが、描き込みの精緻さは及ばない。しかし十分に鑑賞できるレベル。セピアの過去とフルカラーの現在といった対比もうまい。

ただ、ストーリーというか、テーマは納得しがたい。世界が自分の味方じゃないと思うのは、若者ゆえの感性か。私もまぁ、そう思っていた時期があったけど、こうして見ると恥ずかしい。同族嫌悪かもしれない。
太宰治の『女生徒』を映像化したら、広く共感されるかも。しかし自分のやりたいことをやるのが同人活動から、あれこれ注文つけるのはおかしいか。

自主制作アニメが増えてきている。いろんな感性に出会えるのは楽しみだ。

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