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[レビュー2010年12月10日に発表された 

ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島

The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader

盛り上がれない自分がいる

イギリスの少年少女が現実と異世界「ナルニア」を往来しながら使命を果たす冒険物語。使命とはつまり神様のお願い事であって、「世界を守るため」とか「ナルニアを征服する」といった野心はない。児童文学だから当然か。ナルニアを創造したのはアスランというライオン。そのアスランが味方なのだから、たいていのピンチはなんとかなる。

前2作は見てたが、間隔が空いたこともあって前提をすっかり忘れてた。本作では兄弟2名と悪友がナルニアに召喚され、海洋冒険を繰り広げる。ドラゴンやら海蛇やら、それっぽいモンスターと対決するが、船上生活の実情はあまり描かれない。児童文学だから? それっぽい事件と衝突、成長、そして別れ......。やばい。おもしろさがわからない。

異世界で、魔法があって、怪物がいて、海洋冒険があって、どうしてこんなに盛り上がらないのだろう? 『指輪物語』で世界を救うために旅するのは興奮できるのだが。『ナルニア国物語』は根本的なところに相容れないものがあるようだが、よくわからない。

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