3ツ星

あと1年、早かったら

ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品。2億ドル以上の制作費が投入されたらしいが、内容だけでなくポスターまで『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(2011)そっくり。しかも、おもしろさで劣る。こういうアホな映画はきらいじゃないが、『ロサンゼルス〜』を見たあとじゃ、ものすごーく見劣りする。こちらが先に公開されていれば、本作の欠点を『ロサンゼルス〜』が補ったことになり、評価は大きく変わっただろう。

主人公、アレックス・ホッパーは直情的な馬鹿で、軍人に向いてない。娘婿にも適さない。まぁ、品行方正な人物が英雄になってもツマラナイが、ここまで馬鹿だと怖くなる。『アルマゲドン』(1998)もそうだが、アメリカ人は駄目人間が世界を救う話が好きみたいだな。私も好きだけど、相応のステップを踏んでほしい。

二足歩行で直射日光にひるむ宇宙人や、「戦艦ゲーム」をそのまま再現したような砲撃戦に不満はない。戦艦ミズーリを、退役軍人もろとも引っ張り出す展開も興奮する。これはこれでいい。問題は、戦いが始まるまでが長すぎること、主人公が馬鹿すぎること。この2点だけだ。
ユニバーサル・ピクチャーズは100周年記念で予算を付けるだけでなく、内容も吟味すべきだった。

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