レビュー  2013年06月22日  に発表された 

攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain
Ghost in the Shell: Arise #1 Ghost Pain

2ツ星

素子の事情も心象もカットかよ!!

キャストとスタッフを一新したのはいい。好き嫌いはあるだろうが、コンテンツの寿命が伸びたことを喜びたい。事件が複雑で、たくさんの組織が関与して、説明が足りないことも許容しよう。だが、素子が抱える事情(肉体の感覚がない、戦争の道具である)や、心象(ゴーストへの疑念、自分の部隊を求める理由)を伏せたのは致命的。そこを描くための新シリーズじゃなかったの?
納得できないので、自分なりに整理してみた。

妄想リメイク

草薙素子は陸軍501機関に所属する凄腕エージェント。出産されるまえに完全義体化したため、肉体の記憶がない。しかしその魂には正義の信念があった。

第四次非核大戦が終わった。素子は軍属を離れ、自分の正義を遂行したいと考えるが、アムロ中佐への恩に引き止められていた。アムロ中佐はチームワークの大切さをよく話し、素子はその言葉に従った。

2027年、アムロ中佐が不審な死を遂げる。素子は501機関の命令を無視し、独自に捜査する。やがて自分自身に容疑がかかっていることを知るが、荒巻、バトー、トグサ、パズの協力で無実を立証できた。

アムロ中佐に恩があるというのは、ウイルスによって植え付けられた擬似記憶だった。それは501機関が素子に仕掛けた安全装置であり、「精神の首輪」だった。中佐の死によって素子をコントロールしづらくなったため、501機関(の一部)は彼女に罪を着せて排除するつもりだった。
素子は501機関を恨まなかった。戦争で多くの生死をもてあそんできた素子に、恨む資格はなかった。素子の精神を縛るものはなくなったが、哀しみがあった。

後日、アムロ中佐の推薦状によって素子は自由の身になった。荒巻は、中佐が人格者であったこと、素子が抱いていた気持ちのすべてがウソではないことを伝える。そして公安9課にスカウトするが、素子は断る。

「スタンドアローンでやってみたい」

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攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain