レビュー  2015年01月15日  に発表された 

Tengami (PC)
Tengami

3ツ星

美しい

飛び出す絵本(Pop-up book)を舞台にしたアドベンチャーゲーム。本が開くと、折りたたまれた面が展開して、山や森、神社、道、狼などのオブジェクトとなる。そこは中世日本のような世界で、プレイヤーは侍とおぼしきキャラクターを操作する。行く手を遮るもの、足りないものは、やはり飛び出す絵本のような仕掛けで解決していく。このあたり、言葉で説明するのは難しい。「見ればわかる」と言いたいが、「どこが動きそうか」「どこを見るか」という直感も必要。わからないときはわからないが、わかると楽しい。その快感が欲しくて、先に進んでいく。

仕掛けは寝られており、雰囲気も素晴らしいが、ゲームとしては不親切。主人公はなんのため、なにを、どうすればいいのか、目的が見えないから迷う。あっちこっちの移動は面倒だから、迷えば迷うほど、謎を解く快感は薄らいでしまう。
結局、「よくわからないけどクリア」という終わり方になってしまったのは残念。「九尾の狐を倒して、姫を助ける」とか、シンプルなストーリー性が欲しかった。



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