レビュー  2016年05月20日  に発表された 

アングリーバード
The Angry Birds Movie

2ツ星

退屈な映画だった

『Angry Birds』はスマホゲーム黎明期の傑作。iPhone 3Gの発売と同時にリリースされ、世界中で大ヒットした。もちろん私もプレイした。「言語による説明を要さない直感的操作」というとありふれた感じがするが、私の経験では本作が初体験だった。後発のゲームに与えた影響は大きいだろう。
んで、『Angry Birds』がキャラクター商品になったのは知っていたが、まさか映画もあったとか。どんなものだろうと思って見てみたが、大したもんじゃなかった。

豚に奪われた卵を取り返しに行く──。ただそれだけのストーリーに、小ネタがえんえん挟まれる。小ネタはつまらないし、テンポが悪くなるため、テンションは下がるばかり。主人公レッドは「怒りっぽい嫌われ者」という位置づけだが、愛嬌がとぼしいため、ただのクレーマーだ。ほかのキャラも個性がハッキリせず、掛け合いが生まれない。豚どもは愛嬌のない侵略者で、むしろ騙された鳥たちのコミュニティに絶望する。どっちを向いても、「かわいい」と思える要素がない。
課金キャラであるマイティイーグル(Mighty Eagle)も登場するが、これまた卑怯者。かっこよさも、ありがたみもない。やれやれ。

待望の戦闘シーンも工夫がない。物理演算を強調し、いろんなテクニックでステージを突破してほしかった。

つまるところ、見どころがまったくない映画だった。『Angry Birds』がないと夜も眠れないファンは、これをどう見てるんだろうか?

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