魚のいない水族館 / アイデア勝負だね
2006年 石川県 #北陸ドライブ 水族館魚のいない水族館──なんて印象的なネーミングなんだろう。
増穂浦に立ち寄ろうとしたら、その奇妙な名称が目に飛び込んできた。
のぞいてみると、10周年記念で入場料が500円から300円に割引きだとか。
よし、見てみよう。
※大きな施設ではない
けっこう工夫している
つまり、ホログラムやビデオ映像の魚を見せてくれるわけだ。
どうせ大したことはないだろうと思っていたけど、意外におもしろかった。お客さんが近づいたり、手をかざすと反応したり、不気味な声で話しかけてくるのだ。
子供だましなんだけど、ストレートすぎて受けてしまった。
※意外におもしろい
果たしてどっちがオトクなのか?
こういうテクノロジーを見せ物にするところは、技術の進歩とともに陳腐化してしまう。生きている魚を扱う水族館はメンテナンスの手間はかかるものの、時代を超えて親しまれる。
経営する側にとっては、どっちがオトクなんだろうね?
いずれにせよ、放置すれば廃れていく。それは変わらないだろう。
※魚のいない水族館は、人もいなかった
10周年記念らしいけど、たゆまぬ進歩を願う。