京王百貨店 第20回東西有名寿司と全国うまいもの大会 / 鯖・雀寿司, 牛たたき寿司
2007年 東京都:新宿副都心 建物:デパート 郷土料理またもや物産展である。京王百貨店に全国の寿司が集まっていた。
断っておくが、物産展めぐりをしているわけじゃない。
新宿ヨドバシでiPod touchを買って、京王百貨店で靴を見ていたら、たまたまポスターを見つけちゃったのだ。物産展があるのに、素通りはできない。
──なんか、同じようなことばかり言ってるかな?
寿司もいろいろ
トロや穴子といった江戸前寿司だけじゃない。
下関の「ふぐ寿司」、奈良の「柿の葉寿司」、滋賀の「鮒寿司」、富山の「ます寿司」、釧路の「ほっかぶり寿司」...。食べたことのある寿司もあれば、ぜんぜん知らない寿司もある。
うーん、どれを食べてみようか。財布にも胃袋にも限界があるのは恨めしい。
※全国津々浦々の寿司が集まっていた
鯖・雀寿司 ~京都・祇園
実演を見てたんだけど、鯖の押し寿司って、ぎゅーぎゅー押すわけじゃないのね。魚の身を敷いて、酢飯を乗せて、タオルで包むのか。なるほどね。
で、鯖寿司と雀(すずめ)寿司のセットを買ってみた。
※鯖寿司を作っているところ
竹の皮を開いてみると、昆布に包まれた寿司が出てきた。さわると、ねばーっと納豆のように糸を引く。作るところを見てなければ、「腐ってる!」と勘違いしただろう。これは魚やご飯ではなく、昆布によるものらしい。
食べてみると酢がキツいのに、酢がキツくない。魚のうまみがわかる。うまい。
※鯖寿司:けっこう食いでがある
雀寿司はどうだろう?
雀とは雀鯛(スズメダイ)のこと。食べてみると、まろやかにうまい。鯛は柿の葉寿司でよく食べるけど、雀寿司の方が身のうまみがわかるかな。
※雀鯛の姿寿司:酢飯もうまい
どちらの寿司も作ってから一度も冷蔵庫に入ってない。ご飯が温かいわけではないが、冷えて締まってないのはうれしい。
牛たたき寿司 ~仙台・泉月
馬肉寿司につづいて、牛肉の寿司を買ってみた。
ちょっと大きめのサイズ。食べてみると、中にそぼろが入ってる。牛肉はあまり味がしないので、そぼろがうまみを補ってくれる。ちょっと反則な感じもするが、まぁ、うまかった。
※中に牛そぼろが入ってる
寿司はいいねぇ。
いわゆる握りもいいけど、歳をとるにつれて押し寿司が好きになってきた。
まだ食べてない寿司は多い。
つまり楽しみも、たっぷり残っている。