[レビュー1998年10月27日に発表された 

ライオン・キング2 シンバズ・プライド The Lion King II: Simba's Pride

主人公は動物 @ディズニー
更新日:2011年10月08日(土) 05:07 [Edit]

罪は継承されるか?

歪んだ親(ジラ)に育てられた子(コブ)はあわれだ。えんえん呪いの言葉を聞かされれば、純粋さも失われてしまう。子が親を否定するには相当なステップが必要と思うが、物語はそこまで踏み込まなかった。どうにも物足りない。
コブが罪人(スカー)の血を引いてないことは、問題をややこしくしている。スカーとジラの実子(ヌカ)がうまく対比されてない。とどのつまりコブは血筋にたよっただけで、問題を解決したとは言えない。まぁ、シンバも血筋にたよっているだけだから、多くは望むべくもないが。

親の罪は、子に継承されるか? 盗人の子は盗人か? 理想的には否だが、この物語のように歪んだ教育を受けた子は潜在的な脅威となる。根絶やしにするか、子を取り上げないかぎり、一族追放はやむを得ない。キアラ(王の子)とコブ(罪人の子)は、親から子になにが継承されるかを証明すると思ったが……そういう映画ではなかった。

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