ナイト ミュージアム Night at the Museum

2006年 外国映画 3ツ星 コメディ ファンタジー

子どものころの夢を、今も見られるか?

次の展開を、ほぼ完璧に予測できる王道ストーリー。だから飽きるというわけじゃなく、考えたことが次から次へと実現していくのは快感だ。「あ、もしかして......やっぱり!」を連続させて楽しませる演出は、見事としか言いようがない。

まじめに考えれば、ツッコミどころはある。展示物の知性は、もっと広く世のために使うべきじゃないか? ラリーはリーダーシップがあるのだから、夜警よりよい仕事があるんじゃないか? まぁ、そうした欲がないから夜警がつとまるのか? しかし欲があるから、夜警をやるハメになったのではないか? 人間には分相応の仕事があるってことか。

とまぁ、いろいろ考えちゃったけど、それは大人の事情。子どもがいたら、ぜひ一緒に見たい作品である。


ナイトミュージアム
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