[レビュー2007年07月28日に発表された 

河童のクゥと夏休み Summer Days with Coo

セカイ系 タイムトラベル モンスター:妖怪 主人公は子ども
更新日:2009年11月03日(火) 19:28 [Edit]

これも一種のセカイ系

人語を解する生物が見つかった! 知能が高く、人間社会に協調も示している。数百年前から生きていたらしく、超能力もある。群れはなく、ただ1個体のみが民間人の家に飼われている。
こんな大発見なのに、政府はなにをしてるんだ!?
ワイドショーで陰部を隠すかどうかなんて、どーだっていい。近隣住民なんて無視して、区画ごと保護すべきだろう。石化した仲間がいるかもしれないぞ。

つまり妖怪版『E.T.』なんだけど、その展開はなまぬるい。大切なのは主人公のココロであって、彼が想像できないものはいっさい介入してこない。子ども向けアニメとはいえ、ここまで非常識だと面食らってしまう。宇宙人がやってきているのに、傘がないと騒ぐようなものだ。

たとえば自分が河童を拾って、この物語のとおりに展開したら、どう思うだろう? あまりの不自然さに、幻覚を見ているのではないかと不安になるだろう。
ストーリーより、その異質な世界観が印象的な作品だった。

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