[レビュー2014年09月26日に発表された 

イコライザー The Equalizer

アクション 主人公は軍人 犯罪
更新日:2020年09月11日(金) 05:37 [Edit]

こういうのでいいんだよ。

 主人公はホームセンターの従業員。暮らしぶりはおだやかだが、只者でない雰囲気。親しくなった少女娼婦が暴行される。(あー、これは犠牲者がたくさん出て、怒りゲージを溜めて爆発するパターンや)と直感するが、わずか19秒で悪漢どもを始末する。おおっ!?
 その後マフィアの強そうなやつに捕捉される。(ふたたび犠牲者が出て、怒りゲージを溜めて爆発だ)と思ったが、先手必勝だった。専守防衛ではない。うっひょー、痛快だ。もはや報復ではなく、積極的なマフィア壊滅作戦。まー、マフィアも勝つまでやめないから、生き残るためには壊滅させるしかない。

 目の前のチンピラを撃退しても、仲間がどんどんやってくる。だから暴力に屈する。悔しい現実。それをホームセンター従業員がひっくり返していく。たまらない。ときどきデンゼル・ワシントンの目がアップになるんだけど、なにを考えてるかわからない眼差しがかっこいい。

 とことんシリアスだけど、DIY製品で武装集団を始末するとか、ふざけてる。しかしこれがおもしろい。そうなんだよ。アクション映画を見て私たちは、スカッとしたいんだ。どうにもならない現実とか、悲劇の連鎖とか、消せない過去とか、どうでもいい。

 アクション映画で、主人公が無敵だとつまらないと言われるが、本作は例外。こういうのでいいんだよ。

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