レビュー  1984年02月03日  に発表された 

超攻速ガルビオン (全22話)
Cho Kosoku Galvion

2ツ星

打ち切りになったことで記憶に残った

たがみよしひさの個性的なキャラクター、独特な世界観、妙に大人向けのドラマ......。一風変わったものが見られる期待したが、絵柄が安定せず、継続して見るのがつらくなってきたところで、いきなり終わってしまった。
当時、私は13歳。それが、メインスポンサー(タカトクトイス)の倒産による打ち切りだったなんて、まるで理解できなかった。月日は流れ、当時のエピソードや動画に触れる機会を得て、いろいろ思い出してしまった。

ガルビオン
※ガルビオン

敵組織がおもしろかった。《シャドウ》の幹部はふつうの悪人ばかりで、人類の支配や粛正を目論むような大悪人じゃない。ヘンリーは例外で、おのれの野望のため、仲間であるはずの幹部を次々に暗殺し、その責任を主人公たち《サーカス》になすりつけていく。主人公の活躍が、大悪党に利用される展開はおもしろい。正義の味方がこれほどちっぽけに見える作品もない。むしろヘンリーの方がかっこいい。
このまま展開していたら、どうなっていただろう? 打ち切りによって期待感が残ったのは、むしろ僥倖かもしれない。

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超攻速ガルビオン (全22話)