マッチ売りの少女 (6分) The Little Matchgirl

5ツ星

こいつは、やばい...

言わずと知れたアンデルセンの童話。ストレートな映像化。言語による説明がないことが、むしろ感情移入を高めている。少女がいつの時代の、だれであっても、心は通じあえると思える。

先の展開はわかっているのに、沁みた。３本のマッチをいっぺんに擦るときは、ハッとしてしまった。そして翌朝のおばあさん。落涙してしまった。ああ、少女の死体は冷たいのだろう。こんな町中で。命の炎を消したものは、なんだったのか。ううう。

弦楽四重奏曲第二番ニ長調：第三楽章「夜想曲」（アンダンテ）